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焦らず負担にならないように

今朝は朝イチで雇用局に出向き、担当者と会って話をしてきた。今回は前回からこれまでの報告といった向きが強く、こちらから特に質問があったわけではない。さて、何をどこから話せばいいだろう。

・担当者に教えてもらったリンク先の募集要項に応募→面接→不採用通知
・類似案件に応募→返信待ち
・並行してミニジョブ(バイトのような雇用形態)に応募→返信待ち
・オンラインコース受講予定
・ドイツ語教師養成コースはスケジュール的に合わないので先送り

以上のようなことをざっと話すと面接でどんなやり取りがあったのかを具体的に尋ねられた。正直、何をどう話したのかあまり記憶になかったので返答に詰まってしまった。とにかくなぜその仕事をしたいのか、ということをもっと具体的にアピールした方がよい、というアドバイスを受けた。確かにそうである。「これまでの仕事とは別のことがしたい」「実際に現場でやってみないとわかりません」ではアピールとしては響かないのである。

メディア業界で20年ほどやってきたが取材のテーマとして「移民・難民」を何度か扱ったことがあり、その際に関係省や地方の雇用局、インテグレーションコースなどを取材する機会があった。それがきっかけで、実際に移民をサポートしている現場で働いてみたくなった。

例えばこのくらいの内容をスラスラと面接担当者に話した方が説得力があるのかもしれない。あいにく、面接の際にはそこには至らず「今年に入ってフリーランスの案件が激減している。今、何ができるかと考えたときに自分も移民としてドイツに長期滞在しているわけだし、少しのロシア語の知識と過去にロシアの病院で働いた経験を活かせる仕事がないかと思った」といったようなことを述べたような気がする。こちらも正直な気持ちだが説得力にはやや欠ける。

それはともかく、現時点で正式な雇用関係を結ぶためにはどうしても7週間の一時帰国がネックになってしまうように思う、と担当者には伝えておいた。すると、「今は焦っても仕方がないし、ミニジョブもそれほど負担の大きいものは避けた方がいいように思います」とのアドバイス。ほんとその通りで焦ると時間ばかりが経っているように感じてしまうのでいいことがないのである。

こういう一種の停滞期には腰を据えて(ゼルダをやったり)勉強に時間を割り振ればいいのだろう。今日はロシア語の会話コースも最終日。少なくともロシア語に関してはまた勉強へのモチベーションが多少なりとも上がった気がしている。とはいえ、試しにtelcのB1の模試を解いてみようとしたが思った以上に難しくて軽く落ち込んだ。もともとそれほどうまくないのだから落ち込む必要なんてないんだけれど。

今から最後の授業に行ってこよう。

サポートは今後の取材費や本の制作費などに当てさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします!