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アポ取りとインタビュー

昨日、noteを書きながら「面接も結局はインタビューのアポ取りと基本的にやるべきことは同じなのかも」という気付きがあったので忘れないうちにまとめておこうと思う。

コロナ禍以降、とにかく仕事で取材のアポ取りをするのが以前と比べてずいぶんと難しくなったように感じている。まず、対面でのインタビューが少なくとも数年間はなかった影響で、第一声として出てくる質問が「オンラインですよね?」というものに変わった、というのがある。

面白いことに、オンラインでもある程度の質疑応答はもちろん可能だけれど、対面のインタビューの方が圧倒的に得られる情報量が多い、という点だ。本来、人というのは会って話をするようにできているのだろう。

オンラインか対面でのインタビューか、という以前に、コロナ禍以降はとにかくドイツ中のあらゆるところで人手不足が問題になっている印象を受ける。例えば、ドイツ鉄道の広報に撮影許可の件で問い合わせても「人手不足のため同行できないため、撮影許可が出せません」という返答だった。そもそも電話に出てくれる担当者が大幅に減ってしまった。これもホームオフィスが浸透した影響があるのかもしれない。メールでの問い合わせだけだと、待てど暮らせど返事が来ないのだから本当に困ったものである。そのため、アポ取りを依頼された場合は気持ち長めに掛かりそうな時間を想定するようにしている。

ハードルは全体的に高くなってしまったが、何とかこちらに興味を持ってもらうために、あの手この手を使ってアピールするわけだ。それでやっとアポが数件入ることになる。そこではたっと思い当たったのだ。

「あれ?準備する書類なんかが違うだけで、目的は同じなのでは?」

そう、就職活動の面接も取材のアポ取りも結局は会って(あるいはオンラインで)話を聞いてやろうと先方に思わせることができるかどうか、ということについては何ら変わりがないような気がしたのだ。

それなら、もう就活も仕事と同じくらいの気持ちでやればうまくいくかもしれない。仮に職が得られなかったとしても、担当者にあれこれ質問してしまえば取材はできたことになるではないか。

こんなふうに就活を普段の仕事と置き換えると何だか気が楽になった。なんだ、いつもやってることをそのままスライドさせればよかったのか。物は考えようである。まずは話を聞いてみたいあそことあそこ辺りに問い合わせてみよう。準備は抜かりなく。Job Center(日本のハローワークに該当)にも相談したいことがある。

どちらにせよ、面接までたどり着いて何らかの話を聞くことができれば、ここか本ブログの方にまとめたいと思っている。もはや人生、ネタ探し。

サポートは今後の取材費や本の制作費などに当てさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします!