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ご褒美はケーキ

 昨日、たまたま流れていたテレビ番組で紹介されていた痩せるためのヒントの中に、「ご褒美のデザートは高価なものにする」といった内容があって、なるほどと思った。
 人間はついつい自分に甘くなるから、目標設定も控えめになって、まぁこのぐらいはいいかと自分でハードルを下げてしまう。
 自分も、今月の目標体重を設定していて、クリアするまでは、大好きな甘いものを控えようなどと漠然と考えていたのだが、なるほど、その自分へのご褒美が安価でお手軽なものだったら、ご褒美感が低いし、次の目標設定も低くしてしまいそうだ。
 ご褒美はご褒美らしく、しっかり本当においしくて、普段はなかなか買えないような本格的なものにすれば、次の目標にも真剣に取り組むようになるだろうし、まだ目標までいってないけどこのくらいはいいか、とズルをしてしまうことにもなりかねない。
 さて、では何を自分へのご褒美にするかということになるのだが、実は、幸か不幸か、ひとつ非常事態が起きてしまった。
 うちの近所に、とても美味しいケーキ屋さんがあったのだが、店舗の老朽化に伴って移転するとかで、閉店してしまったのだ。新しい店舗の場所はもう決まっているそうだが、まぁ距離的には、外で仕事する時に、遠回りをして寄り道することは不可能ではないのだが、ちょっとハードルは上がってしまった。
 とはいえ、いくら高価で高級なご褒美がいいといっても、町内にもう一つあるスイーツの店は、どう考えても0が一つ多いですよ、と言いたくなるような高級パティシエの店で、今後もよほどのことがない限り、行かないと思う。きっと。多分・・・。
 悩んだが、やはり食べたいのは前者の店のケーキ。簡単にアクセスできないのはむしろ好都合か。目標をクリアしたら、時間をかけて買いに行って思い切り、でもささやかな贅沢をする。よし! がんばるぞ!

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