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戦略は皆無

最近日曜の夜がどうしても寝れず、ウイスキーを飲んで眠気を誘いつつ、途中まで書いていたnoteを書くことにしました。

ここからは酔っぱらいながら夜を徘徊している時に撮った写真です。

最近友達と夜に散歩をしました。
彼とは大学・大学院が同じで、当時はよく一緒に銭湯に行ったり、鴨川を散歩したりしていました。
社会人になってから少し疎遠になっていたのですが、最近彼がコンサル業界に転職し、職場もすごく近くなったので、夜のお台場を散歩していました。
その中で、貯金の話になったのですが、彼は新卒3年目終了時点で貯金が1千万を超えたらしくすごく驚きました。
無欲な男で、週末に区営プールで泳いだ後に定食屋に行くのが趣味だと言ってたので、ある程度お金は貯まってるんだろうなとは思っていましたが予想以上でした。
色々掘り下げて聞いてみると、東京へは出稼ぎ感覚で来ていて、将来は地元の岐阜に帰り、週3くらいで仕事をしつつ気ままに過ごせるように今お金を貯めているらしいです。
「今は蟹工船に乗ってるみたいなもんよ~」と彼は言っていました。
ちなみに最近マッチングアプリを始めたらしく、将来地元に帰ることを見越して、岐阜・愛知・三重の東海3県出身で東京住みの女性に絞り込んで会っているみたいです。
シンプルにやばこいつ…と思いましたし、実際言葉として出たのですが、そこまで自分の人生戦略が明確に決まっているのはいいなぁと思いました。
彼にとっては地元で暮らすことが人生における絶対的な幸せとしてあって、そのゴールに向けた戦略として「東京出稼ぎプラン」があり、その戦略を目下実行中なんだろうなぁと思いました。
絶対的な幸せや目標が定義されていることで、今やるべきことが明確化されている彼は、人生スパンで見たときに自分にとって何が幸せなのかよく分からず、それゆえ戦略も皆無な自分にとっては少し羨ましく映りました。
人生において自分には何が必要なんだろうみたいな問いは定期的に考えるのですが、答えが無いタイプの問いなので、毎回現実的な解として「まぁ現時点では興味のあることを仕事面でもプライベート面でもできるだけやることで広く構えとくか」に落ち着きます。
多分怖いのかもしれないです。
仕事の面でも明確なキャリアを決めてしまうと、それがやっぱり違うとなった時に引けなくなってしまうのが怖いし、何より今後40年間自分がそれに情熱を保ち続けられると思えないです。
結婚も、自分以外の場所に自分の幸せが依存してしまう怖さもありますし、単純に自分が他の人間と共同生活できると思えないので、共依存せずストレスなく生活できる良い人がいればみたいにふわっと思っており強い結婚願望はないです。
そんなわけで優柔不断に生きていますが、投げ出さず自分で考えて選び続けてさえいれば良いのかなと開き直っている部分もあります。
ただ、傍観するだけでなく踏み込むべきところは踏み込む勇気をもって後悔だけは無いようにしたいです。
完成に向かってパズルのピースを埋めていくのは自分には無理なので、良いなと思う絵の具があれば逃さず使ってみて最終的に満足がいく絵ができていればいいなと思います。
オチも決まったのでもう一度頑張って寝てみます。では~

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