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氷河期世代のつぶやき from カナダ

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  • カナダ留学&生活メモ

    カナダ留学とバンクーバー生活に関する情報

  • 日々のこと in Canada

    カナダ生活の中で感じたことを綴っています。 40代で留学した私のつぶやき

  • カナダご飯

    40過ぎてカナダに留学した私が作る日々のごはんと食べ物のこと

最近の記事

永住権申請を視野に入れてカナダの田舎に住むということ

カナダBC州 バンクーバーでカレッジを卒業した私ですが、自分の学歴、職歴、年齢、現在の職業等いろんな要素から考えて、留学生やワーホリで人気のバンクーバーで自分のビザ期限内にカナダ永住権を取ることはほぼ不可能という状況から州を跨いだ引越しをしました 私が住んでいる街はその州の主要都市ではなく、その州でも僻地と言われるぐらい田舎です 北米の田舎町らしく「隣町まで車で1時間」というような感じのところです 今回その隣町まで休みを利用して行って来て、改めて「これがカナダの田舎暮らしかー

    • カナダ州推薦永住権プログラムについて考える②

      以前も「カナダ州推薦永住権プログラムについて考える」という記事を書いたのですが、また動きがあったのでもう少し書き足すことにしました 以下は単に個人の考察ですので、カナダ永住権を本気で検討されている方は政府公認の移民カウンセラーもしくは移民弁護士へのご相談をお願いします ユーコン準州 ユーコン準州は2024年国から割り当てられている州推薦枠の承認上限数に達したという理由でホワイトホースの雇用主の元で働く人からの新規申請受付を止めました 「2024年国から割り当てられてい

      • カナダのダブルスタンダード

        昨日Xでオーストラリアに留学されている日本人の人が 「国益にならん奴は帰れ」と言われているように感じる とポストしていたのを見て、複雑な気持ちになりました 複雑な気持ちになった理由は恐らく「タイミングが悪かったよね」という同情と「国が外国人を受け入れるmotiveをもう少し理解しておいた方がよかったよね」という気持ちの両方があったから 自分がカナダに住んでいて「ダブルスタンダードがある」とよく感じるし、「ダブルスタンダードがある」と知っておくだけでうまく物事を消化でき

        • カナダ州推薦永住権プログラムについて考える

          はてさて、想像していた通り、カナダ永住権の各州推薦プログラム(PNP)に動きが出てきました(2024年4月現在) ノバスコシア ノバスコシアはAccommodation and Food Services sectorの新規永住権申請の受付を止めることにしたようです トロントやバンクーバー等の比較的外国人が入って来やすい都市を持つ州では州推薦永住権プログラムの難易度が上がっていることから永住権の為に別州に引越すという傾向が高まって来ているように思います (私自身も州移動

        永住権申請を視野に入れてカナダの田舎に住むということ

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        記事

          自分の永住権プランを深堀する

          前回の記事にも書きましたが、2024年4月現在カナダ永住権取得の難易度は上がってきています 簡単に言うとすでにカナダ国内には永住権を意識した外国人がいっぱいいるので、今カナダが必要と思っている職種や能力がある人以外が永住権を取りたい場合、ほぼ椅子取りゲームのようなイメージ(複数人が1席を争うイメージ)になります 何より難しいのはその傾向がどんどん変わっていくこと 私のように公立カレッジに願書を出し、入学が許可された時点では永住権が視野に入るような状態でも、卒業する頃には

          自分の永住権プランを深堀する

          カナダ永住権をざっくり数字で見てみた

          2024年3月21日カナダ移民局は留学生や外国人労働者者を含むtemporary residentの数をこれから3年間で減少させると発表しました 2023年時点で人口の6.2%を占めているtemporary residentを2027年までに人口に対して5%にしたいそうです つまりtemporary residentを減らしますよーということ でも3年間で人口の5%にすると言われても全然ピンとこない 今回記者会見でご丁寧に今のtemporary residentの内訳まで

          カナダ永住権をざっくり数字で見てみた

          【カナダ】州移動を検討中にぶち当たった問題

          2023年ぐらいからカナダの永住権はさながら戦国時代のような状況で、コロナ前の傾向を参考にしてでは取得できない状況になってきました 私の状況をザクっというと 今の職業のまま、今の居住地(バンクーバー)にいて、今持っている就業ビザの期限までに永住権が取れる可能性はたぶん1%未満 という感じです (あくまでこれは私の話で、その人の職歴/学歴/居住地とかで変わるので自分の可能性はご自身でご確認ください) 私の場合、カナダにいる間は今の職業で頑張りたいと思っているので 住む場

          【カナダ】州移動を検討中にぶち当たった問題

          カナダの留学生に関わる一時的な制限をどこから見るか

          2024年1月カナダ留学を目指している人に激震が走りました なんと、カナダ政府が2024年と2025年の2年間について、留学生の数に上限を設定すると発表したのです またその上限は各州の人口比で決めるということで、トロントとバンクーバーという留学生に人気の街を持つオンタリオ州とBC州については2023年と比較して留学生数が減ることになると言われています (制度変更の詳細については以下プロのまとめをご確認ください↓) すでにカナダ留学に向けて準備を始めていた人、この2年間で留学

          カナダの留学生に関わる一時的な制限をどこから見るか

          バス全面ストップに見るカナダの問題

          バンクーバーを走るバスがストにより2024年1月22日午前1時から止まることになった ある一部の組合がストを全面に広げることなので、異なる組合が運営している一部の路線や電車は通常通りの運行らしい とは言え、多くの人が通常使う公共交通機関を失う訳だから通勤/通学に影響が出るのは必死な訳である 今回私が書きたいことはストが是か非かという話ではなく、ストの裏に透けるカナダの問題についてだ 今回のストも今に始まった訳ではない 交渉は昨年から行われており、年明けの1月上旬には部分

          バス全面ストップに見るカナダの問題

          これからはぶっちゃけ系のNoteにしていこうと思っている

          これからはぶっちゃけ系のNoteにしていこうと思っている

          「海外で出稼ぎ」に対する違和感

          先日NHKクローズアップ現代でも取り上げられたぐらい「海外で出稼ぎ」というワードがカナダ内でも話題になっている カナダのほとんどの州の最低時給は日本より高く、日本と同じ職業に就いた場合、カナダの方が収入が高くなることが多い また、昨年から一気に円安が進んだことも重なり、カナダで稼いだカナダドルを日本円換算することでより「日本で働くよりカナダの方が稼げる」と思われている 収入だけを見て「カナダの方が日本より稼げる」場合があるというのは事実 一報で実際にカナダに住んでいる日本

          「海外で出稼ぎ」に対する違和感