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【オリジナル曲#7】僕の盛大な勘違い

こんにちは、ゆっずうっずです🍊
6月末からセミも鳴き始めて、いよいよ夏らしくなってきました。



今日は、昨年夏に作ったオリジナル曲を、再公開します。

タイトルは「僕の盛大な勘違い」。
昨年夏、xuさんとriraさん主催のnote投稿企画「夏の香りに思いを馳せて」の参加記事として投稿しました。

私が全部消してしまったがために、当時の記事が残っていないのはもちろん、プライベートのNotionにもいつ公開したかの記録すらありません……。
が、xuさんの作品目録で紹介されている記事が日付順で並んでいることを踏まえると、どうやら私が「僕の盛大な勘違い」を公開したのは2022年7月6日だったようです。

ということで、1年後となる2023年7月6日に再公開することにしました。



まずはいつものように、曲と楽譜を紹介します。
その後、曲を通して私がえがきたかった物語をお話しします。

楽曲は、Creative Commons 表示 4.0 国際ライセンスの元で公開しています。わたしにクレジットがあることを明記していただければ、自由に二次利用していただいて構いません。報告も任意です。
(例: 歌詞を考える、感じた言葉を公開する、演奏する、など)




🍉 演奏

収録してから楽譜を見直したら、厳密には譜面通りに演奏していない箇所があることに気づきました。
中の音が抜けている程度(4本指で「ドミソド」を同時に弾くところを、2本指で「ドド」と弾いているとか)なので、多少目をつぶってください……



🍉 楽譜



🍉 解説

タイトルの「僕の盛大な勘違い」。
ここで「盛大な勘違い」という言葉は、「僕が僕にとって都合よく解釈して受け取った、だけど実は違っていた」、という意味で使っています。

そして、この曲の背景にある物語のベースは、私のとある体験です。
(ただし、恋愛ではないです。ちょっとした「盛大な勘違い」。)

恋愛ではないけど私の体験をベースに、花火みたいなキラキラした恋愛物語を作り上げたらこんな曲になりました。笑
(特定の実在する他者をモチーフにしてはいません、念のため明記)


この曲を初めてnoteで公開した時には、楽譜説明の動画まで作っていました。でももう残っていないので、自分で演奏したり聞き直したり楽譜を見たりしながら、当時考えていたことを思い出してみました。

※ アルファベットは、楽譜上の四角で囲ったアルファベット(練習番号)に対応

A: 前奏前半、夏の夜空、穏やかな始まり

B: 本前奏、曲全体の雰囲気(強い想い)とあらすじを出す
(強すぎて痛みや涙を感じたこともあった、でも最後には感情はそっとしまって落ち着いて一歩を踏み出す)

C: Aメロその1
2人の出会い
一緒にいることで、安心感・尊敬・羨望を感じる僕

C': Aメロその2
冒頭、何か関係性が変わるような出来事が起こる(左手で弾く音がCと違う)
一緒にいることで、広がり始める世界。見える世界が少しずつ変わり始める、聞こえる音が変わり始める

D: Bメロ
後半、光り始める、想いが姿を表しだす

E: サビ
現れる純粋な気持ち、どうしようもない気持ち
サビ最後にタイトル回収(「僕の盛大な勘違い」という語の音に合わせたメロディー)

C'': 2番Aメロ
ちょっと変奏

F: 間奏
コード進行はDと同じ
打ち上げ花火が上がるイメージ(2人で見にきてる、みたいな)
「僕のことなの」の語の音に合わせたメロディー、そして最後の高いミの音は僕の涙

G: 落ちサビ
半泣きしながら、時折感極まりながらぽつりぽつりと話すイメージ
「なんだ、違ったんだ」

E': ラスサビ
涙を拭ってぐっと立ち上がる、歩き出す
半音階を使った変奏
叶わない、それでも違う形で……。そういう新たな想い・決意みたいなもの

こうやって書き出すとなんか恥ずかしい



🍉 最後に

曲調から、夏っぽさ、甘酸っぱさを感じていただけたら嬉しいなぁと思っています。
最後まで読んでくださった方、聴いてくださった方、ありがとうございます。

お相手は、ゆっずうっずでした🍊