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久しぶりに夜に出かけ「さとゆみさんのイベントに参加した話」

3月27日の夕方、私はかなり久しぶりに夜の大阪にいました。
今までの子育て期間中、自分の用事で夜に家を空けたことはない・・・・・・と思います。

大阪にいたのはライター/コラムニストの佐藤友美(さとゆみ)さんのイベント「本を書くために必要なこととは?」に参加するためです。

関西大学梅田キャンパス4階・スタートアップカフェ大阪で行われた「書きたいが書けるに変わる創作講座」のプレ講座。

モヤモヤした気持ちを多く抱える日々だった私にとって、今後の方向性を考えるきっかけになりました。


3月27日・朝

毎朝掲載されるさとゆみさんのコラムを見て、イベントに残席がある話を発見!

家庭の事情で近所での仕事以外は思うように外出しづらい数年を過ごし、昨年より専業の在宅ワーカーとなりました。仕事でも家をベースに生活するようになり、半径数百メートルでの生活を送る日々。

とくに昨年後半は入院、手術をしたこともあり、出かけたい気持ちはあっても思うように動けませんでした。

だから残席の話を見た時に、運命的なものを感じます。

数年前さとゆみさんのことを知って、機会があれば講座などを受講したいと思っていましたが、いろいろな面で叶わぬ日々。

オンラインのセミナーや講座を聞いたことはあり、素敵な声と語り口調に一度リアルでお会いしたいと思っていたところでした。

スピーディーに仕事と家、ワンコの用事を済ませ、夕方家を出発。無事、大阪に到着しました。

若い頃は通勤・通学で毎日のように電車に乗っていたのに、電車に乗ることも久々だと気づき、途中一人でフッと笑ってしまいました。

無事に大阪(梅田)到着

久しぶりの人混みにクラクラとしました。でも、車内で写真付の案内図を見つけていたので迷うことなく到着!下が本屋&カフェのきれいな外観の建物を発見します。

まわりを見ると他の大学などもあり、都会の中の大学の雰囲気に驚きました。そして受験生の母としても、今の大学事情の勉強にもなりました。

最初の驚きは席替え

会場の方に登壇者が座る場所を聞き、さとゆみさんとモデレーターの三砂さんが見える位置のちょっと斜め後ろに陣取ってみました。

ところがさとゆみさんが奥の方が遠いからと席替えがあり、ほぼ正面の列でさとゆみさんの話を聞ける状態に!?

きっと「眼福」ってこういうことを言うのかもしれません。さとゆみさんのからし色のトップスと大きなイヤリング(?)、幾何学柄(?)のスカートが印象的でした。

そしていろいろな話に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。

印象に残った内容

有料イベントのため、どこまで書いていいかわからないですが、印象に残った言葉を書き記したいと思います。

・書く前に勝負は決まっている
・読んでもらえる文章は「エピソードファースト」
・エピソードの感情は書かない
・見直す時は映像が浮かぶかをチェック!
・読み直す時は知らない視点で読む

このお話の中で、自分の過去の経験が活かせそうと思ったのが若い頃に習ったシナリオの技術です。

シナリオは感情を書いても映像では描かれないので、感情を書けません。
感情を「どういう行動で表す」かを描きます。

まったく違う技術のように思っていましたが、書くことを学び続けてきたことはすべて繋がっていくと思えたことが1つの発見でした。

そして、一番印象に残った言葉が
「個人的なエピソードはAIには書けない。物を書くべき人たちが書くこと」

私自身も思っていたこととリンクしていたので、自分の考えが間違えではないと思えて、自信になりました。

他にも30分で何文字書けるかの記録を取っている話など、なるほどーの嵐のような時間を経験することに。

多くの有益な話がありすぎ、とても書き切れないのですが、
「五感の中の視覚以外で書く」
というお話も、いろいろな書く場面で役立ちそうです。

贅沢な時間は次の日も続く

講座で途中で終わった話がありました。

エッセイをどのような手順で書くかの話で「2つの物事を並べて抽象化する」ということ。

Xで読んだ方も多いかもしれませんが、あの話の元ネタがわかるというのも、イベントに行かなければ味わえませんでした。

リアルな現場だからこそ、体験できること。

オンラインでいろいろなことができるようになり、便利な時代にはなりましたが、リアルの良さも実感しました。

会いたい人には会いに行こう!

「どうせ無理だよなぁ」と、詳細を見る前から諦めて、あまり見ないようにする日々でした。

行けないのに情報を見すぎてしまうと、ずっと悶々してしまうからです。

子育てがイレギュラーになったことで、本来は手が離れる時期に子どものことで奔走したので、自分の用事で思うように出かけられなくなっていました。

今もそのころの習慣が抜けなくて、思うように行動できない部分があったのですが、自分で自分を封じていたのかもと気づきます。

なんでもかんでも出かけられるわけではないですが、これからは自分の時間も大切にしたいと思います。

そして、小さいお子さんを育てている方や難しい子育てをしている方は、育児に時間が取られることも多く、自分のことが後回しになっていませんか?

いずれ子どもたちは巣立っていきます。だから、時々は自分の時間も大切にしてくださいね。

次はどんなことに参加してみようかなと思うことで、毎日の生活に楽しみが増えました。

講座の中で聞いたことが活かせたか、少々怪しいですが、私なりのイベント参加レポートを書いてみました。

イベントに参加したいけど参加できなかった方、思うように自分の用事で出かけられない方のヒントになるところがあれば嬉しいです。

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