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子育ては今を生きる

3人育児は闘いの場だった、と今は思う。
闘いの切り抜け方は人それぞれで、他人があーだこーだ言えることではない。

そして、そこには正解もない。

ただ、世の中には「良心」という剣を振りかざしてくる人が一定数いる。

イレギュラー子育てになった頃、私自身が一番子育ての正解を探していた。
誰か、私に正解を教えてと心の底から願っていた。

子育てがイレギュラーになると、一般的な話が害になってしまう場合がある。

説明が難しいけれど、普通の対応では乗り切れない場面に多々遭遇する。

そうなると、まわりの人に思わぬ批判を浴びたことがあった。

結果、当時は心身共に疲弊していた。

あの頃の私に必要だったのは、自分軸で子育てを切り抜けていくこと。

今はわかるけど、当時は気づかなかった。

自分の子育てが正解だったかは、結局は最後までわからない。

子育ての方法がいっぱい溢れている世の中だからこそ、自分にとって必要な情報を取捨選択して選ぶのも大変。

子育て中の人は、世間の冷たい言葉に涙することもあるかもしれない。
でも逆に、救われる場面もあると思う。

子育てする人を温かく見守れる社会にならないかな。
まわりに理解されにくい経験をしたからこそ思う。

人それぞれ、いろいろな事情がある。

あらゆる角度で考えて、できれば温かい言葉で伝えるようにしたいと思う今日この頃。

私自身もまだまだ修行中。

親が子どもを育てるのではなく、私たち親が子どもに育てられている。

子どもの1人とは仕事の話や相談をして。
もう1人とは推しやイケメンの話で盛り上がる。
ちょっと難しい時期の1人とは犬の話。

お互いに1人の人間として、向き合っていく。

小さい頃のかわいさを思い出すと、胸がキュンとすることもある。
でも、今、成長した子どもたちと話す時間も意外と楽しい。

大変だった頃は気づかなかったけど、クスッと笑えたり、爆笑したりする時間があれば、それでよかった。

子育ては山あり谷あり。

家族であっても、その形は年々変わっていくから。
今を大切に丁寧に、生きていこうと思っている。

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