「何になりたいか」から「どういう人間になりたいか」へ。
まだ全部読めていない、
松浦弥太郎さんの
「エッセイストのように生きる」
kindle端末も持っていますが、久しぶりに紙の本を購入。
note界でも推している方が多く、
それはもう探し回ったのです。
大きな梅田の本屋でも最後の1冊。
店員さんに聞くと、いそいそと
奥の方から出してきてくださいました。
楽しみに楽しみにページをめくっています。
すでに、何箇所もページが折れています。
初めから売る気がない大事な本は、
ページにふせんやら書き込みやら、
私仕様に仕上げます。
すでにお気に入りの言葉があるんです。
子どものころって大抵
「将来何になりたい?」って聞かれます。
その答えはお花屋さん、ケーキ屋さん、野球選手など「職業」です。
松浦さんは、
その「何になりたい?」の問いよりも、
「どんな人間になりたいか?」の問いは子どもたちにとっても
自由度が高いとしています。
だって夢は職業だけじゃないもの。
どうありたいか。大人でも深く考えて生きているでしょうか。
子どもたちにその問いを投げかけることは、
生きる道しるべを増やしてあげることにつながるのではないか、そう思います。
「どんな大人になりたい?」
私たち大人は
どんな背中を子どもたちに
見せてあげられるのでしょうか。
「何のために生まれて、何をして生きるのか」
やなせたかしさんの一節を思い出しました。
のんびり読了まで、松浦さんの言葉を
噛みしめています。
明日もよき日になりますように。
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