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講談社の”ゲームクリエイターズラボ”に企画を応募して見事に落選した話

みなさん、こんにちは!
個人ゲームクリエイターの黒菱優山です。

皆さんは、講談社が運営する”ゲームクリエイターズラボ”というインディーゲームクリエイター支援プロジェクトをご存じですか?

このプロジェクトは、”年間1000万円支給するので、あなたの好きなゲームを作りませんか?”という、個人でゲーム開発している人にとっては、目が飛び出るほど嬉しい”神企画”だなと個人的に思ってます!

ですが、当然このチャンスを手にするための登竜門はとても狭く、私は3つのゲーム企画を応募して、3つとも予備選考は通過したものの、その次の書類選考であえなく全滅してしまいました。

結果を見たときは、正直とても残念でガッカリとした気持ちにはなりましたが、希望が全て潰えたわけではありません!

というのも、今回のゲームクリエイターズラボの募集は、あくまで”第二期メンバーの募集”でして、去年行われた事前説明会に参加した際には、参加者さんからの「次回の第三期メンバーの募集はありますか?」という質問に対して、プロジェクトの担当者さんは「次回の募集も予定しています」との回答をされていました。(私の記憶が正しければですが…)

つまり、私が年間1000万円の資金を手にするチャンスがまだ残されているということです。

ということで、今回の記事では、次回の”ゲームクリエイターズラボの第三期メンバーの募集”に向けて、

①今回応募に出した3つのゲーム企画
②なぜ、書類選考で落ちてしまったのか?
③次回の募集に向けて、どう取り組んでいくか?


について、記事を書いていきます。

”ゲームクリエイターズラボ”に応募したゲーム企画について

先ほど述べたように、私は3つのゲーム企画を応募に出しました。
そのうちの2つは、先日投稿した記事でも簡単に紹介したUnityとUE4、それぞれで作っている3Dアクションゲームです。

そして、残りの1つが”ゲームで自分の勉強能力を育成する”をテーマとして企画した自己RPG型の学習アプリゲーム。

このゲームは、”塾を運営している友人”をキッカケにゲーム企画を考え始めて、Unityを使用して現在制作しているもので、一言でいうと、”脳トレとリングフィットアドベンチャーを掛け合わせたゲーム”です。
正直、このゲームについて色々と話したいこともありますが、それはまた別の記事で書きますので、楽しみにお待ちください。

前回と同様に、今回のゲームクリエイターズラボの応募方法として、「企画書や動画など、ゲームの”面白さ”が伝わるものであれば問題ない」ということでしたので、今回私はそれぞれのゲーム企画の”企画書と動画資料”を作成して提出しました。

動画の内容については、それぞれバラバラで

・Unityの”食べるで遊ぶ”ゲームでは、”メインとなるゲーム仕様の一部”
・UE4の”遊泳飛行”ゲームでは、”遊泳飛行の操作方法についての説明”
・Unityの”自己RPG学習”ゲームでは、”戦闘システムに関する一連の流れ”

といった感じです。

動画の具体的な内容に関しては控えさせていただきますが、これらの資料を作る際に共通して意識していたことがあります。
それは、”ゲームで一番伝えたい、面白いと感じるポイントや要素”です。

個人的には、この部分を十分に入れていた…つもりではありましたが、恐らくその見込みは違っていたのかな、と今になって思います。
その理由も含めて、次に”なぜ、書類選考で落ちてしまったのか?”について、考察を交えて述べていきます。

書類選考で落選した理由について

書類選考発表日の発表後に、Twitterにて#ゲームクリエイターズラボで検索して他の方の反応を見ていた私は、書類選考に関わっていた?と思われる方のとあるツイートを目にしました。
現在(2022年1月20日時点)では、そのツイートは消されていましたが、落選によるショックが大きかったため、とても印象に残っていました。

その内容とは、「選考で大きく分けた部分は、”ゲームの目新しさ”や”シンプルな面白さ”があるかどうか、書類選考に落ちているものは、面白いさが複雑で、どう面白いのかが正直よく分からなかった」というものだったと思います。
自分で言うのもなんですが、記憶力には全く自信がありません。
しかし、目にした内容は確かにこのような感じでした。

今となっては定かではありませんが、この内容を踏まえて、自分が提出した企画資料を見返したときに、

「確かに、本当に伝えたかった”ゲームの面白さ”が分かる部分が曖昧で少なかったり、提出した段階ではまだその”面白いポイントや要素”が形に出来ていなかったな」

と、思いのほか、気付かされることが沢山ありました。

なので、こういった内容のツイートがあったにしろ、なかったにしろ、自分が選考に通らなかった理由としては、自分が伝えたかった”ゲームの面白さ”があまり伝わってなかったことにあると考えています。

個人的には、”ゲームの目新しさ”や”シンプルな面白さ”はあると自負しているので、その部分が伝わってないんだなと余計に感じました。

とはいえ、これだけが理由というではなく、アセット素材や他の人の力を出来るだけ借りずに作っているため、技術面で”ゲームの面白さを表現する”が十分に出来ていないことや、そもそもゲームの完成度が見劣りしてしまうレベルであることなど、私自身が向き合うべき課題はまだまだとありそうです。

というわけで、以上のことを踏まえて、次に”次回の募集に向けて、どう取り組んでいくか?”について考えていきます。

次回に向けて乗り越えるべき課題

現在、私がゲーム制作活動で取り組んでいることは、こちらの記事にも書いてありますが、ザックリまとめるとこんな感じです。

これまでに取り組んできたこと

①ゲームデザイン
②C#プログラミング(ブループリント)
③キャラクターデザイン
④キャラクターを含む、ゲーム内オブジェクトのモデリング
⑤キャラクターのモーション作成
⑥ゲーム内オブジェクトのマテリアル作成
⑦タイトル画面用のイラスト作成
⑧ゲームエフェクト作成
⑨レベルデザイン

上記の①~⑨については、ツールが使えたり、とりあえず自分の思い描いた形に作れるようになっただけであって、まだまだ改善すべき点が沢山残っています。

なので、今まで形にしてきたものに関しては、先ほど教訓を得た”分かりやすい面白さ”を心に留めて、①~⑨それぞれの明確な問題点や課題を抽出していきます。
そして、”誰が見ても伝わる面白さ”を第一に、クオリティーの向上とブラッシュアップに重ねていきます。

未だに自分の力で出来ていないこと

・BGMやSEなどのゲーム内サウンド作成
・プロモーション用の動画作成
・UIのデザイン作成

他にも出来ていないことが色々あるかとは思いますが、大体こんなもんかなと思います。

これらについても、”分かりやすい面白さ”を体現する上で、欠かせない重要な要素でありますので、どんな形であれ、次回の募集までに挑戦していく予定です。

また、これまでは制作活動に関する情報発信を全くやってなかったので、今年からはブログ記事や動画投稿、クラウドファンディングのように、より多くの人に”自分の活動を知ってもらう努力と挑戦”を続けていきたいと思います。

※追記(2022/2/23)
2月9日に初めて投稿した動画です。
よければ、見てみてください!

まとめ

応募に出したゲーム企画

”食べるで遊ぶ”ゲーム、”遊泳飛行”ゲーム、”自己RPG学習”ゲーム、の3つのゲームを企画し、”ゲームで一番伝えたい、面白いと感じるポイントや要素”を意識して企画書や動画資料を作成して、選考に臨みました。

書類選考で落選した理由

自分が伝えたかった”ゲームの面白さ”があまり伝わってなかったから
・技術的な面で”ゲームの面白さを表現すること”が十分に出来てなかったから
・ゲームの完成度が見劣りしてしまうレベルであったから

次回の募集に向けて

・”誰が見ても伝わる面白さ”を目指して、クオリティーの向上とブラッシュアップを繰り返す
・どんな形であれ、着手できていないことは次回の募集までに挑戦する
・ブログや動画投稿など、”自分の活動を知ってもらう努力と挑戦”を続ける

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