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生きづらさと天才に関する考察

生まれてこの方20年マイノリティである。自分の生きづらさの理由はシンプルに、大多数の人と感じ方や考え方が違うからだと最近分かった。みんなが普通にできていることに疑問を感じてひっかかってしまう。だから大多数の人に同調できなくて、自分の意見に共感してもらえる人が少なくて、それが生きづらさだったんだな。

世間が言ってる「天才」って、こういうマイノリティで社会的に成功した人のことを言うんだと思う。「天才」の人は世界に対して否定的で、自分が正しいという考え方が強くて、孤独な人だと思う。

でも俺はそういう人のことを天才だと思わない。ていうか天才とか凡人とかないと思う。ただの感じ方や考え方の違いで、どっちが正しいとか間違ってるとか、そんなはっきり区別なんてできるわけがない。世の中のほとんどがグレーなのだ。少数派か多数派かぐらいの違いである。どっちが上とか下とかない。

少数派の人が世界に抗い続けて勝てば、世間ではそれが天才ともてはやされる。でも時代が変わり今度はそれが多数派になって、またそれに抵抗する人たちが出てくるだろう。

ジョーカーの映画で「狂っているのは、僕か、世界か?」なんてセリフがあったけど、俺はどっちも狂ってるし、どっちも正しいと思う。だからお互いに手を取り合うべきだと思う。

多数派の人も、少数派の人も、しっかり相手の話を聞いてあげることが大事だと思う。ん?と思っても、ぐっと我慢してまず話を聞いてあげることだと思う。人の話を否定しないで聞きつつ、自分の意見を言う。

お互いを許し合って、排除しないようにしなければ。少数派と多数派の両者がいることで、世界はバランスを保てている。


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