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【今でしょ!note#170】チャンスを掴む合言葉 ”Preparation and Appeal”

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

先日、木下斉さんとVoicyライブアワーで登壇させていただいてから、これまでよりも多くの方に記事を読んでもらえるようになりました。

「Enjoy!仕事、Enjoy!人生」は、私が記事を書き始めてから軸にしてきたテーマで、これらの価値観に共鳴してくれる仲間が増えて大変ありがたい限りです。

ライブアワーに関する話は、以下の記事でまとめてますので、よければご覧ください!

今日は、私が木下さんと対談させてもらえることになったきっかけと、その事前も含めて取り組んでいたことについて話そうと思います。

ありがたいことに、ここ数日で色んな記事で私のことをご紹介していただいたのでが、このようなちょっとした状況の変化は、これまでも何度か見てきた「いつか見た景色」なんですね。

思うに、人間の成長曲線も、取り組みに関する何らかの成果が出るタイミングも、決して時間や労力に比例しません。

やればやるだけすぐに成果が出るものなんてなくて、誰からも求められないことを自分は必要だと信じて愚直に続けてきたことが、然るべきタイミングでジャンプアップの機会に上手くハマって、何らかの結果に繋がっていくのだと感じます。

キーワードは、「Preparation and Appeal」です。

これは、私が数年前に東南アジアで仕事をしていた時に、社内若手向けのグローバル研修がありまして、そこで200名近いグローバル分野での仕事に興味を持つ後輩たちに送った言葉です。

当日は、バンコクから深夜便で羽田に朝帰国して、そのまま眠い頭で研修所に向かいました。
ちょうど私の出番の5分前に会場に到着し、「スピーチは英語でお願いします」とその場で言われて焦った結果、何とか即興でまとめあげたスピーチです。笑

「この世の中、グローバルな仕事なんて色んなところに転がっているが、グローバルな業務に携わりたいと思っている人数分のイスが、ちょうどよく会社側のアサイン機会として存在しているわけではない。そこで、本当にそのイスに座りたいと考えているのであれば、日頃の準備と然るべきアピールが必要。グローバル業務に携わるチャンス自体は、いつでも皆さんのすぐ隣にある」。確かこんなことを英語で話した記憶があります。

私の人生においても、何度かPreparation and Appealの重要性を実感したタイミングがありましたので、それらのエピソードもご紹介しながら筆を進めていきます。


学生時代に英語弁論大会で全国優勝した経験

私の略歴については、以下に簡単にまとめておいたので、よければこちらもご覧ください!こちらにも書いたのですが、学生時代に所属していたESS部という部活で、英語ディスカッション大会があって、全国優勝しました。

私は中学校までサッカー部で運動ばかりしてましたし、高校も友達とサッカーしたりギターやベースを趣味で演奏したりという感じで、留学経験などもありません。
そんな私が、何故全国大会優勝という特定の分野で結果を出すことができたのかといえば、単純にPreparation & Appealの賜物のだと思うのです。

この英語ディスカッション大会の特徴は、ほとんどの人が大学1年生から始める
競技ということです。つまり、サッカーなどとは異なり、それまでの蓄積で開始時にすでに大きな差があるようなものではなく、大学に入学した時点で、多くの人が同じスタートラインから出発します。

大体、全国大会に出場する人は3年生の最後の大会になることが多いですから、1年生で始めて3年生の大会までの時間をどのように過ごしていくか、で素人でも十分優勝が狙える競技なのです。

私も全く地頭がいいわけではなく、英語がスラスラ話せる学生ではありませんでしたが、それゆえ人よりも準備をすることを心がけていました。
週に1回の練習試合のような場面では、納得が行くまで他大学の先輩をつかまえてフィードバックを熱心に聞いていましたし、そんな姿を他大学の先輩も含めて見ていましたから「こいつは頑張っている」と認識してもらえたんですね。
「こんなに頑張っているのであれば」ということで、他の優秀な先輩に繋いでくれて、更に別の視点から学びを得ることができて・・・という感じで成長の上昇気流に自分を乗せることができました。

グローバル部署に異動して10年務めた経験

次のエピソードは仕事を始めてからの話です。

私は、新卒時には全く海外の仕事には興味がなく、学生時代は関西に住んでいたので、「ずっと関西で働きたい」と考えていました。
しかし、長い人生の中で一回くらいは東京に住んでみるのも悪くないと考え、東京の就職先を選択したわけですが、入社3年目くらいのところで、グローバルビジネスに興味を持つようになります。

厳密には、「自分が第一人者と思われる領域を作りたい!」という気持ちがあり、当時社内でも「これからはグローバルビジネスを伸ばしていく」という方針が出たばかりでしたから、この波に乗れば第一人者に乗れるかも?と考えたのです。

ただ、グローバルビジネスに携わるためには部署異動が必須でしたから、どうしたら異動を実現できるか考えました。そこで、すごく単純に「TOEICの点数を上げたという姿勢を見せれば、話を取り合ってもらえるかも?」という考えに至ります。
そこから、毎日月5,000円程度で受けられるオンライン英会話を受講し、ほぼ毎月TOEIC試験を受験して、約1年で300点以上スコアを上げました。その実績をもとに、直属の上司にアピールしながら、職場で偉い人が来ている飲み会などでも「グローバルな仕事がやりたいです!」とアピールを続けました。

そうしているうちに隣の部署で東南アジアの仕事を受注したことが決まり、組織長の方が「こっちで頑張って来い」と言ってくれて、希望していた異動を叶え、そこから10年近いキャリアを歩んでいくことになりました。

Voicyライブアワーに登壇させていただいた経験

最後に、ライブアワーに登壇させていただいたきっかけですが、これも昨年11月から、誰に求められることなく、自分なりに楽しみながら毎日記事を書き続けてきたことの延長です。
木下さんから登壇者の声掛けがあったときに、シンプルに「楽しそう!」という気持ちで手を挙げられたのも、発信を継続しているという自分なりの自信が芽生えていたんだろうと思います。

別にライブアワーに登壇することそのものは大した話ではありませんが、これをきっかけに自分なりに考えている課題認識を1人でも多くの人に知ってもらうきっかけになったことが有難いです。

この経験も、先に紹介した2つの事例と同じで、別に難しいことはしてませんよね。「毎日記事を書くための時間を作り出して、3,000字を書き続ける」それだけです。天才的な地頭がなくてもできます。

2年くらいは誰から何のリアクションがなくても書いてやろうという気持ちでスタートしていますので、まだ半年も経っていないうちにこうした機会を頂けて、とても有難たかったです。

自分には到底及ばないと感じる著名人の方も、Preparetion & Appealを繰り返してきただけではないでしょうか。誰でもできる簡単なことを、信念持って工夫しながら続けてこられた延長で、今があるんだろうなと。

大切なことはいつも単純。成果を出すには、王道を地道にやってしかないですね。

それでは、今週も頑張っていきましょう〜
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