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ライター用の『ChatGPTを使った記事の自動生成ツール』を作りました。

ChatGPTは優れたツールではありますが、記事の生成をさせようと思うと、若干のコツが必要です。

というのも、ChatGPTが吐き出す文章の質は、利用者の指示の出し方によって大きく変わるからです。


ですが、逆にある程度指示の出し方のコツをつかんでしまえば、同じようなやり方でいくつも記事を作ることができますから、「システム化」は容易です。

そこで弊社ではライター用に、以下の手法を応用した『ChatGPTを使った記事の自動生成ツール』を作って、様々な記事を出力させてみました

ChatGPTに「ChatGPTで高品質な記事を書く方法」という記事を書かせたら、多くの知見が得られました。

ChatGPTに「効果的なChatGPTの使い方の記事を書いて」とお願いをし、その結果得られた知見(良い使い方)をChatGPTにまた投入する、という反復的な手法で、ChatGPT活用の記事を作ったところ、多くの知見が得られたので、それをご紹介します。

この手法で出力した記事は『そのまま使う』には信頼性という意味で難しいですが、人間が多少手を加えることで、実用に耐えうるレベルになります。

実際、弊社のサイトでSEO上の効果を試験したところ、ある程度の成果をあげることができました。

ChatGPTで書いた記事は、SEOに「効く」か、自社サイトで実験して数値を検証してみた

なお、現状では「コンテンツの網羅性」については、ChatGPTで生成したコンテンツは、他の上位表示されるサイトとそれほど大きな違いがあるとは感じませんでしたが、今後の方針としては、「コンテンツ量を増やす」(SEOに関連する記事を週1~2記事を投稿し、年間で50記事を今後追加する)ことと、「コンテンツの網羅性・独自性を高めること」の2つの側面から、ChatGPTによるコンテンツ生成を強化し、SEO対策への影響を検証したいと思います

これを受け、さらに追跡調査でデータを取得したところ、生成記事を利用したことにより、ページのトータルでのビューが、2割から3割ほどアップしたことがわかっています。
これは、コスト面からみると、かなりのリターンだと言えます。

そこで今回は、まだα版という位置づけなのでマガジンの購読者限定ではありますが、このツールを開放し、様々な方にお使いいただけるようにしたweb上で利用できるツールを公開することにしました。

それが、以下のものです。
https://tgpt.tinect.jp/agzinhjimg/index/

なお、こちらにはベーシック認証がかかっておりますので、この記事末尾のIDとPASSを入力したうえで、お使いください。

また、利用は無料ではありますが、試験サービスのサイトですので、大きなトラフィックがかかると動作が不安定になったり、予告なく終了したりする場合がありますので、あらかじめご了承くださいませ。

ツールを使って、「文章術」について記事を書いてみる

では、例を挙げて、ツールの使い方をご説明します。
まず、サイトにアクセスすると、以下の画面が表示されます。

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インターネット上における 「生成AIの利活用」 「ライティング」 「webマーケティング」のためのノウハウを発信します。 詳細かつテクニカルな話が多いので、一般の方向けではありません。

ビジネスマガジン「Books&Apps」の創設者兼ライターの安達裕哉が、生成AIの利用、webメディア運営、マーケティング、SNS利活用の…

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