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ブログ・メディアが伸び悩んだときのチェックリスト

伸び悩みは、どのようなブログやメディアにも起こり得ます。
中には、2か月、3か月と停滞することも珍しくありません。


もちろん、我々が運営するBooks&Appsも例外ではなく、幾度も「伸び悩み」を経験し、そのたびに打開策を模索してきました。

その詳細は、バックナンバーにもありますので、参照してください。

【3】「ゼロ」→「100万PV」に成長する過程で、webメディアがクリアしなければならない、3つの関門。(前編)

【11】ブログやメディアのビューが伸びないときの「攻め」の施策について。


ただ、どのようなメディアであっても、「伸び悩み」を解決するのは、それなりに難しい仕事です。
なぜなら、ほとんどのケースにおいて要因が複数に及んでおり、魔法のように一気に解決する手段がないからです。


しかし、地道に要因を探り、解決策を実施し、効果を検証していけば、どんなメディアであっても確実に伸ばすことができます。

そこで今回はメディアの「伸び悩み」にどのようにアプローチし、解決策を検証しているのかを、チェックリスト形式で書きたいと思います。


題材は、前回と同じサイトを使います。
(参照:無名のライターが、毎日更新の雑記ブログをゼロから立ち上げて半年間運営すると、どの程度のアクセスが得られるか


このサイト、実は、12月までは順調に伸びたのですが、1月、2月と停滞しています。
むしろ、若干アクセスの低下が見られます。

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仮に自分がこのサイトを運営しているとして、何から手を付ければよいのでしょうか。


1.記事数のチェック

まず最も基本的な伸び悩みの要因として挙げられるのは「記事数不足」です。

以前の記事でも触れましたが、メディアの成長に必要な記事数は、最低でも週1本。
できれば「○曜日」と、指定した曜日に更新するのが望ましいです。これを下回ると「定期更新」とみなされず、固定ファンがつきにくくなります。

メディアは何よりも「固定ファン」の数が重要ですから、生活の一部としてコンテンツを見てもらうために、更新頻度が多いほうが望ましいのは確かです。

なお、上の事例では「毎日更新」がルールとなっているため、記事数が原因の伸び悩みではないと判断しました。
(後述しますが、更新頻度はむしろ高すぎです)


2.記事の質をチェック

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インターネット上における 「生成AIの利活用」 「ライティング」 「webマーケティング」のためのノウハウを発信します。 詳細かつテクニカルな話が多いので、一般の方向けではありません。

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