祥子(さきこ)と申します。
会社の一般事務職として採用されて働いています。
3年前から会社のメール室に配属になりました。
メール室とは、会社に届く郵便物を該当部署に配布する仕事であり、いわば社内の郵便屋さんみたいな部署です。
ここには、左遷された正社員、派遣社員、障害者雇用の人しか働いていません。
これまで、私立中学 → 私立大学 → 一般企業
と歩んできた私には、ここの職場で働く人たちみたいなタイプの人間と関わる事はありませんでした。
通称、地下2階の人たち…
ここには、様々な疾患や障害をお待ちの人がいます。しかし、本人たちにその自覚はないし、パッと見、普通の人たちであるから、周囲の人たちにも、「病院行け」とか「絶対病名つくぞ!」と言われることもなかったと思います。
でも、そういう人たちがたくさん集まると、違和感を感じるし、私は、違和感だけでなく不快感や疎外感、破壊力に伴う身の危険を感じるようになりました。
最初は戸惑いしかありませんでしたし、この人たちを理解しようとも思わなかったのですが、世の中に蔓延る社会問題と彼らの存在は切っても切れないものであり、彼らがキーパーソンであることがわかってきました。
そこで、彼らを分析し、考えたことをここに書いていこうと思います。また後述しますが、私は彼らを理解する気持ちはないですし、彼らも私のことを理解したら歩み寄る事はできないと思っています。
ただ、私のように普通の人たちと付き合って普通の生活をしていた人たちが何かのきっかけに、地下2階にいる人たちと関わる事がある場合のヒントになればと思っております。


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