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「生きる」ということはどういうことか。

おはようございます。
3泊4日の旅行から帰ってまいりました!

最終日の昨日も、19時ごろまで観光して
みっちり楽しんで帰ってきました。

家に着いたのは22時ごろ。

早めに寝るようにしましたが、
やっぱり体は重いですね。

もう少しでゴールデンウィーク後半なので
その時にたくさん休みたいと思います。

今日と明日は出勤日。
2日しかないので、やれることを精一杯。

やるべきことは終わらせて、
連休に入りたいなと思います。

さて。

この旅行は本当に学ぶことが多くて。
とてもいい経験ができたなと思います。

詳しくは後日書こうと思うのですが、
今日はその中でも一番考えたことについて。

3日目、4日目は広島観光をしました。

3日目には広島県呉市にある大和ミュージアムに。
4日目には原爆ドームと平和記念資料館に。

当初の旅行にはプランとして
組み込んでいなかったのですが、
大人になった今、歴史を振り返るべきだと
なぜかそう思ったんです。

旦那さんにも聞いたところ、
行ってみようと了承を得られたので
二人で見に行ってきました。

大和ミュージアムでも、平和記念資料館でも
「戦争」がそこにありました。佇んでいました。

たった100年前、いや、
80年前までは日本でも戦争があった。

日常生活では、その事実に触れることが
全くと言っていいほどないので
改めて、考えさせられるきっかけとなりました。

国と国との対立。
国の領土を広げるため、力を誇示するため。
色々な思惑が重なり、たくさんの人が亡くなった。

大和ミュージアムでは
人間魚雷「回天」に搭乗を志望した
塚本太郎さんの肉声が。

人間魚雷は、もともと爆弾であった魚雷を改造し
人が乗ることができるようにしたもの。

それに乗って敵艦に追突し、爆弾を爆発させる。
つまり、二度と生きて帰っては来られない。

敵艦を沈めるため、日本の勝利のため、
当時21歳の塚本太郎さんは搭乗を嘆願します。

人間魚雷は、当時劣勢であった日本が
アメリカ艦隊へ攻撃するための一つの手段でした。

そんな塚本太郎さんが「回天」に乗る前に
家族へ宛てたメッセージが残されていて。

そこには、思い出を懐古しながら、
家族のことを心配しながら、
もっと一緒に楽しく暮らしたい、と
生きることへの希望も語りながらも。

最後は国のために、日本のために、
自分の命を捧げる決意が語られています。

最後の言葉は有名ですね。
「みんなさようなら。元気で征きます。」

征くこと、それは死を意味すること。
そんな決意を21歳の少年がしていたこと。

そこに横たわる事実を
私はずっと見つめていました。

なんというか、目を逸らしてはいけない気がして。

呼吸が浅くなり、苦しくもありましたが、
文字盤に起こされたそのメッセージを
じっくりと読ませていただきました。

一方、平和記念資料館では。

1945年8月6日、8時15分
広島に原爆が投下された日時です。

7月17日から8月2日において
現ドイツのポツダムにおいて行われた会談。

その後、ポツダム宣言により降伏を迫られた日本。
でも、日本は降伏しなかった。

この時、すでに原爆の投下計画は
秘密裏に動いていたそうです。

ただし、ポツダム宣言には
そのような思惑を連想させる言葉が一切なかった。

そして1945年8月6日。
アメリカ機のエノラ・ゲイ機は
広島に原爆、リトル・ボーイを投下。

この命名も全くもっていい気がしませんが、
長崎の原爆に比べて小型であったことから
リトル・ボーイと呼ばれているんだそうです。

この原爆により一瞬にして町は焼き払われ、
14万人の方がなくなったそうです。

半径500m以内の方は
何があったのか分からないまま即死。
 
跡形もなく消失してしまい、
今もなお行方不明の方が
たくさんいらっしゃるそうです。

資料館の入口すぐにジオラマがあり、
原爆投下前と投下後の広島市を
上から投影していました。

一瞬で空の青も、植物の緑も、
木々もコンクリートもレンガも何もかも。
赤黒く、粉々になってしまった惨状。

今、思い出しても胸がぎゅっと痛みます。

ついつい熱がこもって
色々と書いてしまいましたが、
とにかくこの2日間は
人の「死」を目の当たりにすることが多く。

たくさんの人の「死」を通じて、
自分が今「生きている」ということは
どういうことなのだろう、と考えさせられました。

……この話はちゃんと時間がある時に
改めて書こうと思います。

朝の時間では到底、書ききれない。

志半ばとなってしまいましたが、
今日はこの辺で終わることにします。

話が中途半端になってしまってごめんなさい。

また、ゴールデンウィークの後半にでも
しっかり整理して書こうと思います。

今日一日を、生きられることに感謝して。
今日も自分ができることをして。

めいいっぱい、生きていこうと思います。

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