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算数好きな息子が小さい頃好きだった本

現在小5になった長男は、小さい頃から数字が好きで、今でも算数や理科、プログラミングなどが好きです。そんな長男が、小さい頃に親しんだ本を紹介します。

『算数なるほど大図鑑』桜井進監修・ナツメ社

『サイエンスナビゲーター』として講演活動も行う桜井進先生監修の本。オールカラーで、算数にまつわる雑学や歴史などがたっぷりと紹介されています。

神奈川で暮らしていた頃、桜井先生の子ども向けの講演会に一度参加しました。桜井先生の話は数学的な難しい話も多いのですが、何より『数学ってこんなに面白いんだよ!!大好きだ!!』という気持ちがすごく伝わってくるんです。私はオタクの人の熱量トークが大好き。『すごい人だなあ』と思っていたら、当時小1だった長男にも伝わったようで、帰りに本屋でこちらを見つけて『ほしい』と言い、購入しました。

現在小5になった長男は、今でも宿題の自習ノートを書くときなどに引っ張り出してめくっています。ちなみに、数字にそこまで興味のない次男はあまり開かないのですが……長男が開いているときにチラッと一緒に見ているような気がします(笑)

『さわって学べる算数図鑑』朝倉仁監修 Gakken

掛け算や図形を見てさわって楽しめる、仕掛け絵本スタイルの図鑑。

めくって回して引いて!見てさわって算数を学べる新感覚の体感型図鑑
「たす」「ひく」ってどういうこと?「図形」って何? など算数が苦手でも「見る」「めくる」「折る」の体感的アプローチで学習することができる図鑑です。視覚的、感覚的にポイントを理解させながら、お子さんの算数力を伸ばしてあげましょう。(引用:amazon商品紹介ページより)

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(画像:amazon商品紹介ページより)

百聞は一見に如かず!幼児の頃からなんとなく見て、さわって、遊んでおく。この経験をしておくと小学生になってからの理解度が変わってくるように思います。ただ、この本に限らず、牛乳パック・空き缶・ペットボトルなど、それとなく形にふれて楽しんでおくのもおすすめです。例えばお風呂に牛乳パックとペットボトルを持ち込んで、ペットボトルに水を入れて、『牛乳パックに入れてみよう』とするとか。(と、こんなことを書いていますが、私自身声かけや働きかけ、あまりできてはいないのですが…!)

『さんすう文庫』シリーズ 藤沢市算数教育研究会 日本図書センター

「算数がますます好きになる、とっておきのプレゼントをしよう! 」をテーマに、ベテランの先生たちがわいわい集まって、くびをひねって、つくったこのシリーズ。算数が苦手な子どもでも、スラスラ読めちゃうシリーズ全267話のお話はこどもたちを算数好きにすること間違いなし!
産経児童出版文化賞受賞の名著、待望の新装版です!(引用:amazon商品紹介ページより)


『もしも、数字がなかったら』『ゆびでかぞえよう』など、テーマごとにお話形式で書かれている本。小学生低学年向けの児童書と同じような文字の大きさで、読みやすい。1日1話と読み進めていくのも良いかもしれません。大人も知らなかったエピソードが多く、発見の多いシリーズです。

『はじめてであう数学の絵本』安野光雅 福音館書店

「数学」というと数や図形をイメージしますが、この本は「数学」の起こりである、知ること・ものの考え方への楽しみに満ちています。問いかけに耳を傾け絵を眺めながら、お子さまと気づきの驚きをお楽しみください。(引用:福音館書店HPより)

絵本作家として人気の安野光雅先生。答えのない、いっしょに話ながら考えるような内容が多く、絵本として楽しく読み進めるうちに、発見や気づきを楽しめる絵本。

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(画像:amazon商品紹介ページより)

ただ、どの絵本も、好みがあるなあとつくづく感じていて、わが家は次男にはあまりハマりませんでした。初版1982年。私はこの本を読んだときに、こんな考え方の絵本を作る人がこの年代でいたのか……!!!と尊敬の気持ちを抱きました。

自分で考えるには…『かんがえる子ども』安野光雅 福音館書店

子どもと向き合う大人たちに大切にしてほしいこととは? 「子どもは大人をよく見ている」「子どもにとっては今が大事」「自然から学ぶこと」「図画工作で伝えたかったこと」など、小さなノーベル賞といわれる、国際アンデルセン賞受賞の世界的画家・安野光雅が、ユーモアたっぷりに語ります。あふれる情報や人の意見に惑わされずに生きるにはどうすればよいかを自由な発想で綴る、「考えるヒント」がつまった痛快なエッセイです。(引用:福音館書店HPより)

算数の本ではありませんが、数多くの算数にまつわる絵本を描いてきた安野先生の大人向けエッセイ。私は子どもの頃絵本はあまり読んでいなかったのですが、大人になり子どもと絵本を読むようになり、絵本作家の方々の考え方や人間性にも強く惹かれるようになりました。

「あふれる情報や人の意見に惑わされずに生きるにはどうすればよいか」、疑問を持って、自分で考える大切さについて語られています。まさに、今の時代に必要なことですよね。こんな考えを持って、絵本を作り続けてきた方がいること、子どもたちと一緒に楽しめること、嬉しくなります。子育て中の方以外にも、図書館で見かけたらでも、読んでみてほしいなあと思う本です。

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