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B2 PLAYOFFS 2023-24 セミファイナルを終えて

こんばんは、yuuです。


2024年5月11日(土)、そして本日5月12日(日)、B2リーグプレーオフセミファイナル2戦を千葉ポートアリーナにて観戦して参りました。

結果からになりますが、アルティーリ千葉は2戦2敗で敗退。B1昇格を逃すこととなりました。


まずは対戦相手である越谷アルファーズのみなさま、アルファメイトのみなさま、セミファイナル突破そしてB1昇格、本当におめでとうございます。
この2日間、確実で強力なプレーの数々にアウェイを感じさせないブースターの声援。全てが素晴らしいチームでした。
悔しい思いもあったけれど、完敗です。ファイナル、そして次なる舞台でのご活躍を願っています!



ここからは率直な2日間の感想、そしていつものように雑記…日記のような感じで記します。なかなかメンタル的にはきついけれど、ここで今の思いを書いておくことに意味があると思って…
(スタッツやデータというよりもほぼ主観での感想なので、不快に思われた方は申し訳ありません)



試合前日まで、バスケのこと、ひいてはアルティーリのことで頭がいっぱいだった私です。
「絶対に大丈夫!」という気持ちと、次々に湧き出てくる不安とがせめぎ合う1週間でした。

QF、ベルテックス静岡戦も決して楽な試合運びではなかった。
研究され、弱みであるところを突かれ、しかし「いつもの」アルティーリらしさでなんとか掴めた2勝だったと思っています。
そんな中、SFで対戦するのは地区2位であり、お互いをライバルとして認め合う強敵、越谷アルファーズ。

前回バスケ観戦の記事で「この試合は凄かった!」と挙げた31節のGAME2も越谷戦でした。
神がかり的で最高の試合だった!けれども、どこか1プレー違っていれば負けていたかもしれない。
それぐらいギリギリで、どちらが勝利を掴むかは最後までわからない。実際に土曜の試合が始まるまで本当に怖かったです。
応援する側が弱気になってどうする!?と思われて当然ですが…

それでもひとつ、何か思いをひとつに応援したい気持ちで白いスニーカーを買いました!(トップの画像はこれです)
QFに臨む際、キャプテンである大塚裕土選手の発案で選手達がシューズの色を白に統一していたんです。


プレーには直接関係ないかもしれませんが、そのような点からもチームがひとつになっているのを知り、更にA-xxのみなさんも白スニーカーでポトアリに参上される方が多く、私も波に乗らせていただきました!
ちなみに真っ白なスニーカーは人生で初めてかも。汚れるかもなんてもう気にならなくて、カッコ良い気分に浸っています。笑


緊張感が特に伝わってきたGAME1

土曜のGAME1は、試合前からとにかくピリピリとした緊張感が感じられました。
リーグ戦勝率0.933という記録を打ち立て、大差をつけて優勝したからといって絶対があるわけではない、2回負けたら終わりのプレーオフ
計り知れないほどのプレッシャーもあったのだと思います。

試合は、終始越谷ペースであったと感じました。
どの選手もリバウンド、ルーズボールへの意識が強く、そしてシュートを確実に狙いに行ける視野の広さ。チームとしてアルティーリへの対策がしっかり練られていたようにも思います。
何とか4Q最後、同点に持ち込みオーバータイム(延長戦)に突入しましたが、試合は93−97、4点差で越谷の勝利。
一旦は試合終了となりましたが、ゲームクロックに対し(誤作動があり、止めるべき時間が流れていたのではないかとのこと)ヘッドコーチチャレンジが認められ長い中断の後に残り3.3秒から試合を再開するという出来事がありました。
落胆のムードの中、チャレンジが認められるのか、試合再開となるのか、私たちは座席に留まりその行方を待っていました。2階席の周りのお客さんは結構残っていたと思います。
アリーナMCであるまつみたくやさんの「ゲームクロックが0秒になるまで試合は終わっていない、諦めるわけにはいかない」といった意味の言葉が忘れられません。
本当にそうなのです。レマニスHCの試合後コメントにあったように、残り3.3秒で何かを起こすことももちろん可能ではあり、月並みではありますが、明日へ繋がる終わり方ができたのではと思いました。ファウルはダメだけど。そのファウルいらんて。。で終わりましたけど…


そしてGAME2。
まず先に言っておくと私、そして友人は本日の勝利を信じて月曜日のチケットを確保していました。仕事のことはなんとかする!の精神。
その時は強気でいたものの、今日はまた襲ってくる不安とともに会場へ向かいました。

吐きそうで怖くて、でも信じるしかない。
そんな気持ちで千葉駅周辺で買い物をしたりお昼を食べたり、それでもそわそわと落ち着かない心…

シール売場で心の安定を図った結果(笑)


いつまでも不安がっていても仕方がない!と会場へ向かい、刻一刻と近づくティップオフ。

今日の試合は1Qからアルティーリの攻めの姿勢、そしてとにかく昨日の結果を払拭して前へ進みたいという気持ちが伝わってくるようなプレーがありました。
しかし相手もそう簡単には勝たせてはくれません。リードも束の間、効果的なスリーポイントシュートも含め、確実にスコアを重ねられます。
ヒリヒリとした展開が繰り広げられる中、2Qでは期待の若手、特別指定選手の黒川虎徹選手が復帰!
この場面での盛り上がりで友人のメガホンが割れ、私の右手のマメが潰れました(笑)

前半を6点ビハインドで終え、またしても襲ってくる「まだまだここから!」と「今日も…」の気持ちのせめぎ合い。なんとか2人で気持ちを立て直しました。
そして後半、あと少し追いつけず、更に離され…の展開が続きます。8点ビハインドでこれはもう…と心が折れかけましたが、4Q、これまで何度も劣勢から流れを引き戻してきたアルティーリ本来の強さが見えた気がしました。
ブランドン・アシュリー選手のスリーポイント、そして杉本慶選手の同点シュート。更にその後の決死のディフェンス…このあたりからのみなさんの感情ジェットコースター具合どうだったんでしょうね…?

この後の時間については本当はもう思い出すのもつらく苦しいのですが。
この最後にどちらがとって終わるのか!?という場面でしっかりとアタックを仕掛け、スリーを狙うべき選手が打って確実に決めてくる…越谷の選手の皆さんには脱帽です。本当に素晴らしかったです!
アルティーリはこの後ファウルで得たフリースローを2本失敗し、1点を追いつけず…ここまではまだ時間はある!という気持ちでいられました。しかし昨日と同様、最後の最後にファウルを重ね…
72−75、試合は越谷の2連勝で幕を閉じました。


負けるべくして負けた。相手が全てにおいて上だった。それだけです。




頑張ったからそれでいい、と手放しで今すぐ言うことはできないかもしれません。
それでも誇るべきことはたくさんある
クソみたいなメンタルのいちブースターの私の心を奮い立たせてくれたプレーの数々。
それを忘れることはありません。


思うこと、考えてしまうことはたくさんあるかもしれないけれど…
それでも今日まで必死に戦い続けてくれてありがとうございました。この気持ちは変わらないです。

そして来週は3位決定戦があります。
まだもう少し続くのです。最後の最後まで、全力で応援の声を届けたいと今、このnoteを書きながら気持ちが上を向いてきたような気がします。

バスケを観るようになって(アルティーリに限りませんが)自分の本来の性格が割と熱血だったことに気付かされました。笑
もちろん沈む時は沈むんですけどね!?それと実際にプレーしていた時の気持ちもよく思い出します。ファウルがどーたら言ったけど、自分もあの場面ならやっちゃってたかも、とか思いました…


長くなってしまいましたが、また1週間気持ちを切り替え、体も休めつつ、来週の試合に私も臨む気持ちで過ごしたいと思います。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
プレーオフを含め今シーズンの観戦記は、後ほどまた更新予定です!


6031人!


それではまた!

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