子育てがたのしくて気がついたこと
仕事を辞め、2ヶ月。
平日は9時に息子を送り出し、17時過ぎに迎えに行き、夫が夕飯を作ってる横でなんやかんやと息子と遊んで、夕飯を食べて、お風呂に入り、息子はYouTube、わたしは読書タイムを満喫して21時か22時頃一緒に寝る。
朝は7時頃に一緒に起きて、毎日スペシャルモーニングだよ〜と言いながら(演出が大事)ほぼお皿に乗せただけの簡単なごはんを食べさせて、送り出す。
そんな毎日なのですが、なんだか、とても楽しい!
今週は、保育園で拾ってきたどんぐり3個を積み重ねて
「焚き火みた〜い。」
と言ったかと思ったら
今度は
「母さんに電池入れちゃう!ガシャンガシャーン!」
と、電池に見立てて笑っていた。
そうかと思えば今日は、3つのどんぐりを
「おじいちゃん」「おばあちゃん」「赤ちゃん」
と見立てたり。
子どもの想像力に感心する一方で、
「ほんとだ〜!」
と自分が楽しんで反応できていることが、うれしい。
これが、フルタイムで仕事をしていた頃は、朝の支度は在宅勤務である夫に任せ、わたしは8時にバタバタと家を出て、お迎えは毎日退園5分前とかにぎりぎり滑り込み、19時過ぎに帰宅。
お迎えを1分過ぎて、延長料金を払ったこともあった。
イヤイヤ期の息子に付き合い、回り道に回り道を重ね、帰宅が20時頃になることも。
そして、夫が作ってくれた夕飯を無心でいただき(ありがたい)流れるようにお風呂に入っていた。
土日も、わたしは仕事であることが多く、休日の子の過ごし方はほぼ夫に頼っていて、ほとんど息子のことを考える時間が持てていなかったことに、最近気がついた。
とはいえ、夫が在宅勤務の傍ら家事をこなしてくれていたぶん、忙しさゆえのしんどさはなかった。
それでも、この2年、思い返せば息子の話は右から左だったような気もした。
先週、予防接種の帰りにご褒美にカフェに寄ろうね!と約束して、
お互いケーキとドリンクを注文し、一緒に本まで読んで過ごせたことに、心底感動した。
(子ども用の絵本まで置いててくれるカフェ、ありがたい!)
こんな時間を過ごせることは、
息子の成長ももちろんあるのだけど、
親に余裕があるってのも大きいんだろうなと
自分の状況を俯瞰して、思うのだった。
* * *
以前、ひろゆきさんが
「子どもが小さいうちは仕事よりも一緒にいることの方が大事ですよ。優秀な人は子育てが落ち着いてからでも十分仕事できますから」
みたいなことを言っていたのが、印象に残っているのだけど
そのときのわたしは
「いや、それもわかるけど、自分のキャリアも大事だし、一緒にいすぎてもイライラするだけだし、今ぐらいがちょうどいいんだ」
と自分の気持ちや状況を顧みず、正当化していた。
けれど、実際に多くの時間を子どもも過ごしてみて、この言葉がすごく身に沁みた。
それに、大人の自己受容は、やっぱり幼少期の親との愛着形成が土台になっているなぁ、と自分も含めたいろいろな成人のケースを見ても感じている。
すると、これからの働き方について、必然的にプライベートを重視した働き方も視野に入ってきた。
とはいえ、やっぱり仕事で自分を発揮することも、あきらめたくない。
そうした視点で求人をみていたら、仕事もプライベートも自分のこともあきらめずに働ける方法が実はたくさんあるのかも………と視野が広がり、やっと自分の「転職軸」が見えてきて。
少しずつだけど、前に進んでいるな、と思えた。
このタイミングで、子どもとの時間をたくさんとれてよかったなと思うこの頃なのでした。
そろそろ、五月人形も出そう。
昨年は、出すことすらできなかったんだよな。
ということが、当時の忙しなさを物語っている……
yukie
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