ぼらぁぁぁぁ!ってなった話

あれは、俺がまだうぶだったとき……

女性に興味がないふりをして、本当は興味があったとき、いや、むしろ好きだったとき。

俺はきゅうに女性に話しかけられると声がでなかった。というより、急に話しかけられると喉にタンが絡んで、一回咳しないといけなかった。

今は女性とペラペラ話すし、別に緊張も何もしないし、むしろモテるし!!!ちょっとタンは絡むことあるけど、問題ないし!!ふはははは!!

で、自慢は置いといて、
うぶだった俺は女性に話しかけられると、声がでなかったのだ!(2回目)

チェリーボーイ道まっしぐらだった、高校生のとき
他のクラスの女子から

「タロの助くん、どう思う??」

と急に話しかけられた。

俺は理系だったので、女子がいない環境ということもあり、とても焦った。

俺は、はわわわわわとなりながら、必死に考えた。

そして、たどりついた答えが「俺もそう思う!」だった。

よし、答えよう。
俺は決意した。

「おれも、ぼらぁぁぁゲボゲホうぶぇあああぁぁぁ」

悲しくもむせてしまった。


今でも心にこだまする。
懐かしいあの子の声と、俺の、ぼらぁぁぁっていうよく分からん声。




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