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タロの助
2021年8月17日 20:08
瞼を閉じると今でも思い出す。俺の通っていた高校には強歩会という鬼のようなイベントがあった。良くわからん山に置き去りにされ、33キロの道のりを歩いて、高校に戻ってくるというイベントだ。1人でこの道のりを歩くのはさすがに苦しい。だから四人組で歩くことがルールになっている。俺、たくちゃん、まえぞの、みくるこの四人で長い道のりを歩くこととなった。当日………俺「ついにきて
2020年11月17日 22:51
高校時代の三大イベントの1つ。その名も文化祭・・・みなさん、文化祭と聞いてどんなことを思い浮かべますか?文化祭の準備をしながらみんなで眺める夕陽。いつもとは違う非日常感。イケイケの先輩たちのバンド。それを見てキャーキャー騒ぐ女子たち。すごいブレイクダンス。それをみて盛り上がる生徒たち。他校の彼女や彼氏が遊びに来て、「おい、来るなって言っただろ?」だとか、「えっ、○○
2020年4月10日 21:02
今でもふと思い出します。あの夏の、青い空を。高校球児の雄叫びを。あいつらの汗と涙を。あれは忘れもしない高校3年生の6月。高校総体間近で、みな青春の1ページに、濃く濃く最後の色を塗っていた。俺は帰宅部の部長であったため、青春の1ページに最後の思い出を残すべく、毎日毎日、誰よりも速く、誰よりも美しく、最短距離で帰宅していた。そんなある日、野球部のたくろうが話しかけてきた。「少