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「メンバー4名のリーダーが1on1を始める時にどうやって聞けばいい?」という悩みと面白かったエピソード

こんばんわ!!

今日実際にあったリアルな「悩み」と少し面白かったエピソードがあったのでせっかくなのでシェアしたいと思います。

本日はメンバーが4名いる営業チームのリーダーを抱える方からです。
その方のざっくりした紹介です

年齢 43歳
体形 100kg?
営業チーム5名で今期7億が会社目標。チームのチャレンジしたい目標は8億のゴール設定
ここまでの達成率は90%台

こんな感じです。

この方とランチを食べていた時の話です。

「実は今日から1on1を初めてみようと思ってるんですよ」
「めっちゃいいですね!!〇〇さんならうまく行きそうな気がします」
「ありがというございます」
「ちなみに何を思って1on1をしようと思われたんですか?」
「実際に1on1をしているところを見学させてもらっていいなと思ったのでやったみようと思いました」
「いいですね。どんなことを聞いてみる予定にしていますか?」
「メンバーの在り方を聞きたいですね」
おおー!在り方で来ましたか!
なんか数日前だとメンバーがどうしたいのか?とか
得意なことは何か?好きなのことは何か?
とか全く興味がなさそうだったのに変化に驚きました。
40代でも変化ってするんですね!

「在り方ってすごいテーマですね。すごくいいと思います」
「ありがとうございます」
「その上で不安なことや疑問なことはありますか?」
「自分を抑えることが出来るか不安です」
「それは怒ってしまったりすることですか?」
「そうです。そうじゃないだろ!とか思ってしまってどんどん出てしまいそうです」

という訳でいつもの図です

ほとんどの売れない組織の1on1は③と④を繰り返します

例えば
「ノルマにしたいして1億のギャップがあるね。どうしてこうなったんですか?」③
「カイゼン点はどこだと思っていますか?」③
「そんなことで達成できると思っているんですか?」④
「このままじゃ会社もやばいし、あなたもやばいよ」④

これよくないですか?笑
これを言われて「よーしめっちゃ気合入ったぜ!明日から新しい手法を勉強してチャレンジしてみよう」とメンバーは思いますかね?

③と④を繰り返すので「すみません」を連発します。
そこに「数字」とかで理詰めされるともう「最悪の1on1」の出来上がりです。これに全く効果はないです。

なのでとりあえず最初は①と②を繰り返します。

例えば
「昨年は〇〇さんはこれだけ売上を上げているんですね」
「この売上を作ってこられた中でうまくいったと思う商談とかはありしたか?」②
「どんなことが得意なんですか?」②
「どんなことが好きなんですか?」②

「それはめっちゃすごいですね。それを使ってどんなゴールを設定していますか?」④
「それらを達成したら自分で自分のことを尊敬出来そうですか?」④

みたいな感じです。大抵の人はこの部分が言語化出来ていないです。
なので過去の成功体験からその人の「勝手に体が動く領域」を特定していきます。それと今の仕事を結び付けて
「その得意なことを使って仕事をやったら今年の売り上げって変化しそうですか?」
「どれぐらい出来そうですか?」
「半期だとどれぐらいできそうですか?」
「達成する為に今すぐにやるべきことはなんだと思いますか?」
「やりましょう!!応援します!」

って感じです。

以上です。

ちょっと長くなったんで書こうか迷ったんですが今日あった面白かったエピソードです。
とある会議の隣で怒号が聞こえてきました。
「なんで〇〇しないんだ!ふざけるな」みたいな声が聞こえて来ます。
メンバー6名ぐらいいるチームのリーダーでした。

その後気になったのでなぜ怒っていたのか聞いてみました。

「さっきすごいリーダーの方怒ってましたね。どうしたんですか」
「実はLINEが既読にならないって怒っていたんです」
「!?」
「俺の伝えたいことが伝わらないじゃないか!ふざけるな!って感じでした」
「あらら・・・」
「その時にメンバーの一人が逆切れしました」

メンバーの一人
「私もLINEを見たくなくて見てないんじゃないんですよ!!理由があるんです!!」
リーダー
「なんだその理由は行ってみろ!!」
メンバーの一人
「LINEのパスワードが分からないんです!!」

もう意味が分からなさ過ぎて突っ込みどころが多すぎて「漫才」かと思いました。

明日も楽しくいきましょう


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