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「とあるイベントの主催者が成果が伸びていかないのでどうすればいいのか分からない」という悩み

こんばんわ!

今日はとあるイベントに企業側から参加していきました。
その会社は年商150億ぐらいの会社です
毎年一回だけ行っていてその会社としては大きなイベントです。
コストは大体二日間で2000万円ぐらいの費用感とのことでした。

ですのでその主催している営業本部長は非常にぴりぴりしています。

そんなイベントも終盤に差し掛かってきまして
「そろそろ1日目も終わります。各店舗のリーダーは残って反省会をします」
「1日も終わりました。各リーダーからカイゼン点があれば教えてください。出来ることはしたいと思います」
と切り出していました。

そこで各リーダーたちが明日にでもカイゼンできそうな小さなことを言い始めます。そこで最後のリーダーが
「メンバーからの意見ではここの部分の説明する流れが悪く、スムーズにいかなかったという声を聞いています」
と言い出しました。

そうするとその流れを考えた営業部長は
「それはお前たちが悪いんだ。ここの意図を理解していない」
と言っていました。
当然議論になんてなる訳がなく

「・・・・・・・」

みたいな空気になり、解散となりました。

「どうしてこの会議は「最悪な結果」となってしまったと思いますか?」

これって難しいですよね。
この雰囲気だと「何も言わない」のが正解な気がして来ませんか?

その結果として「営業部長」やその「取り巻き」と言われる方だけのイベントとなっているんですよね。

なのでここでどんなカイゼン案を出したところで成果なんて出る訳がないんですよね。

ここで伝えたかったことは「具体的にこの場合はこうした方がいい」ではないです。成長が止まっている会社によく起きているのがこの現象です。
カイゼン案が「細かすぎる」んです。
もっと大きくカイゼンしないといけないのに

「小さいことだけをやってやっている気になっている会議や組織」ってありませんか?

リーダー層と現場で意識の差がすごいことが簡単に予想出来ます。

現場は「めんどくさい」とか「早く終わらないかな」としか思ってないはずです。これではどんなことも絶対に成功しません。

「そもそもこのイベントってなんのためにやってるんだっけ?」
と聞いても「会社がやりたいって言っているんで」とか「意味ないですよこんなイベント」って声が聞こえて来そうです。

なのでまずは「上流(ゴール設定付近)の意識」を変える必要があります。

つまり「このイベントの最高の状態ってどんな状態だと思いますか?」
という問いを「全員」に投げかけます。
その「ゴール設定」こそ重要で、それが仮に「定性的なゴール設定」つまり「お客様が来てよかったと思ってもらって、社員も楽しそうに話をしているイベントにする」みたいなものであったとしても「細かいレイアウトのカイゼン」をするよりも現場の社員の「具体的な」行動が変化します。そうすれば「結果」も必ず良くなります。

その本質こそ一番重要だと気づきました。

明日どのように伝えようかな。。。。。

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