自己肯定感を簡単に爆上げさせる秘薬「陶酔」について

割引あり

自己肯定感の高さは、人生において相当重要であると思う。あらゆる行動や判断に自信が伴い、能動的に生きるのと、常に自分を卑下し恐る恐る何かをするのでは、幸福度にまるで差が生ずる。

私もかつて自己肯定感のすこぶる低い人間だったから、その心情はいたいほど分かる。何をするのも消極的で、心のどこかで引っ掛かるような、嫌な気分を常に抱いていたものだった。

それ故に、自己肯定感の低いことのメリットも知っている。自己を肯定するために何か結果を出そうとして、未知の領域に踏み出す原動力にもなる。

しかし、そうした結果を出そうとして出せる者が、自己肯定感が低いはずもない。私は色々試みたが、結果の出ぬことばかりだった。

そこで別の方向性から自己肯定感を上げることを試み、色々と調べた。そこで成功したのが、自己に「陶酔」を生み出すというものだった。陶酔はニーチェのいう「ディオニソス的なもの」と考えてもらってもいい。理屈ではない、感性的、感情的な概念である。これこそが自己肯定感をもたらす秘薬だったのだ。

自己陶酔ーーこれはよくネガティブな意味合いで使われる。辞書的には、「自分自身にうぬぼれて、酔いしれること」といった風に書かれる。

これこそ自己肯定感の塊ではないか。自己陶酔に限らずともよい。何かにうっとりしている時などは、自己嫌悪とは遠い状態である。

問題はこれを如何に人工的に自らにもたらすかであろう。

これには様々な方法があり、個人差もあろうと思うが、個人的に私がよかった方法をいくつか挙げたい。

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