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さくら日和の足元に。

命を宿し こぼれ咲く
白い翼の 綿帽子

種子を集めた
芯に立つ
無垢な綿毛の 美しさ

手を広げ  天仰ぎ 
ひとつの円となり

一つ一つは 人となり
繋ぐ手は 未来へと

それはまるで
ちいさな地球の 生き写し

朝霧 夜露 桜の馨

渡る風に 逆らわず
添いて  受け入れ
地を敷いて

君は 
何とする

求むる風を  どう興す
求める灯を  どうおこ

photo AC


仕事柄  
日々  真剣に明日をみつめる
心に出逢います

今を
不安定な世と嘆くより
自分が
生かされた意味を知りたいと

切望のような
渇きのような  叫びが届きます

共に 思案し
ふと  目を転ずれば

自然の中に
当たり前のように在る
答えに 気づくもの

今回も
タンポポの綿毛が  私には
どうしても
小さな 地球にしか見えなくて

こんな詩が 生まれました

皆さまの 心の中に宿る
優しい風が
当たり前に  ただ在って

しっとりと
あなたを揺らす風となります様に 

お読みくださり
ありがとうございます…♡

     由子


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