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海外✖︎男子サッカーに関する note マガジン

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ドイツ、スペインや他の国で活動している男子サッカー選手,コーチ,トレーナーの方々noteの記事を一度に読めるように、勝手にまとめさせてもらいました。もしよろしければ、#名前 (ハ… もっと読む
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2020年4月の記事一覧

サッカー大国ドイツと日本の育成年代における公式戦の違い

今回はドイツにおける育成年代の公式戦について紹介します。 日本では8人制、11人制という言葉を聞くと思いますが、ドイツでは年代によってさらに細かくルールが定められています。公式戦における日本との違いには以下の点があげられます。  カテゴリー分けカテゴリーは U19 が育成年代最後のカテゴリーになり、以下2年ごとに U17、U15、U13、U11、U9、U7 と分かれています。 U19をA-Jugend(Jugend:ユーゲンド = ユース)、U17をB-Jugend

ドイツのサッカー人口は、なんと国民の○○%

ドイツと日本の人口比較ドイツは人口約8,300万人で世界16位(日本の約66%)、日本は人口1億2,500万人で世界10位、ドイツの面積は35.7万㎢(日本の約94%)です。 ドイツと日本のサッカー人口とチーム数比較日本で人気のスポーツといえばサッカーのみでなく、野球、バスケットボール、その他に屋外のスポーツから屋内のスポーツ、それぞれの季節や環境によって盛んなスポーツは異なります。ドイツでも様々なスポーツが行われているのは言うまでもありませんが、サッカーが1番人気でいつ

圧倒的なチーム数とリーグ数を誇るドイツサッカー

ドイツのシーズン期間についてまずは初回ということで簡単にドイツのシーズンについて紹介したいと思います。 ご存知の通り、ドイツと日本ではシーズンの時期が異なります。 ドイツの多くのチームは7月から始動し、8月中旬に開幕を迎え、翌年5月中旬に最終節が行われます。ポカール(カップ戦)敗退が決まっているチームはシーズンオフを迎え、最後まで勝ち残っているチームは5月下旬の決勝戦を終えてシーズンの幕を閉じます。 年に2度、移籍期間が設けられていて、夏の移籍期間は7月1日から8月31日

noteはじめました。

はじめまして。ドイツ・フランクフルトでサッカーのお仕事をしているWorld Football Connection(WFC)です。 この度みなさんと、ドイツの日常生活からサッカー先進国であるドイツのサッカー情報をシェアする場として、noteアカウントを立ち上げることとなりました。 まずは、私たちWorld Football Connection(WFC)について少しご紹介させて下さい。 ドイツのフランクフルト、リンブルク、ベルリン地域を中心にサッカー選手、サッカー指導者

日刊スポーツ記事について

日刊スポーツから、僕のオーストラリア移籍に関する取材記事が公開されました。有難いことに多くの反響をいただいたので、補足をする形で書いていこうと思います。まずはこちらの記事を読んでいただけたらと思います。 海外移籍の理由 海外移籍を考えるきっかけとなったのは自分の根底にあった「もっと成長したい」という感情です。4年間プロとしてプレーしてきて、結果は言わずもがなですが、何度かあったターニングポイントをプラスに変えられなかった自分に対しては物足りないというのが本音です。町田で契約

デビュー戦振り返り。

今回の主だった内容は、この試合で一プレーヤーとして何を感じたか(自己分析含む)、オーストラリア2部相当というカテゴリーのサッカーの印象や課題について書いてみようと思います。 かくかくしかじかの理由で、サッカーに飢えていました。前回のnoteを貼っておくので、読んでない方は読んでみて下さい。https://note.com/gohayama_note/n/n1ab53e8ef883 サッカー少年かよって思うかもしれないけど、サッカー選手は皆そうなのです。ですので試合当日の頭の

渡豪からデビュー戦まで。

こんばんは。端山豪です。 今回は渡豪から、シドニーオリンピックFCでの僕のデビュー戦までの日々について書いてみようと思います。移籍に至るまでについてはまた別の機会でご紹介することを考えているので割愛します。 読んでくれる方のインプットになるような内容が少ないなぁと反省しながらタイピングしています。今回は日記だと思って読んでいただければ幸いです。 3/2に関係者の方から「正式に話がまとまりそうだ」という連絡を受けた時、僕は日本でかなり長い期間落ち着かない気持ちを抱えながら

ボリビア入団テストあるある

昨シーズンたいした活躍ができなかったので今シーズンは入団テストを受けるところからでした。 ボリビアは1部リーグの入団テストはほぼ行われていないので2部に相当する州1部リーグのチームを受けてまわる事にしました。 探し方は2通りです。 ①友達とか知り合いに聞きまくる。②Facebookで検索しまくる。 ①の場合だいたい入団テストの事前に知ることができます。(変更多め) ②の場合だいたい3日前からテスト6時間前などまじの直前で知ることができます。 予定なんて立てるだけ無駄

まだ狂っちゃないぜ

   サッカー選手というのが皆一様に抱えている病がある。  勝負師、負けず嫌い。  小さい頃から試合があれば勝ち負けをつけてきたので、それはサッカーに収まらず何事においても出てしまう。子供時代には、よく自分が勝って終わるまで親相手にポーカーを挑んでいたのを覚えている。それからも色んなものに妥協したり分別をつけたりして大人になっていくのだが、結局最後には勝たなければ気がすまない。  負けた試合の帰り道は自分があまりに無力に思え、納得のいかない練習の後には1人でむくれてい

ポルトガルのコーヒー文化とそれに対抗する僕。

今回はポルトガルのコーヒー文化とそれに対抗する僕について書きたいと思います。 コーヒーが特に好きではない人のコーヒーのイメージ❶苦いだけ ❷これと言った味がしない ❸熱い ❹夜飲むと寝れなくなるらしい 僕以外にもこんなイメージを持つ人はいると思います。しかし、僕がこのような感想をコーヒーが飲める人に言うと 「慣れたら美味くなるんだよ」「落ち着けるんだよ」 などと言います。 僕はそれを聞いても飲む気にはならずいつの日か美味しく飲めるのをただ待つだけです。 僕はコーヒーを飲

ポルトガルに練習参加した話【自炊の楽しさを知る】編

ポルトガルに来て2週間目、ホテルが変わり、フライパンなどが付いているいる部屋だったので自炊をする事になります! 海外の食事やスーパーの雰囲気が気になる人がいるかも知れないので、今回は食事とポルトガルでの自炊について書いていきます。 自炊スタート 初パスタ作り今までパスタを作った事はありますが、パスタを茹でて市販のソースをかけるだけでした。 しかし今回はスーパーで売られているソースへの信頼がまだ薄いので、材料を買って自分で作ることにしました。 メニューペペロンチーノ 和風

ポルトガルに初めて行った話(練習参加編)

ポルトガルに着いてから3日後、観光も終わりついに本当の目的である練習参加です。 練習場はサッカースタジアム内のグラウンドでした。 僕は練習が始まる約1時間半前にそこに着いていて、玄関で待っていました。 玄関で待っていると、体の大きな選手達が少しずつ自分の前を通ってスタジアム内の奥に入って行きました。 僕の前を通る時に僕が知っていたポルトガル語である、 「オラ」「ボンジーア」「トゥドゥベン?」の3つを使って、ビビりながら挨拶をしてみました! 挨拶をすると… 握手やウインク

ポルトガルに初めて行った話(練習参加前まで)

今回はポルトガルに初めて行った時の感想と出来事だったりについて書きます! 群馬県からポルトガル(リスボン)へ1月31日に群馬県から電車で成田空港へ。 その日の夜10時頃、成田空港を出発。 日本からポルトガルに行くためには、一度どこか経由しなければいけません。 なので一旦、トルコのイスタンブール空港へ。 ここから12時間の旅が始まります!!きつそう! 予想は見事当たりました。 僕の膝は前の座席に刺さった状態。 さらに左右ぴったりに人が乗っています! ほぼ動けな

ポルトガルはいい国。良い人たくさん。

ポルトガルのサッカーチームの練習参加をする為に、1月末から2月下旬までポルトガルに行ってきました。 サッカーや旅行でポルトガルに行ってみたいという人に向けてどのような国なのかいくつかに分けて書いていきます! ❶ ほぼ優しいポルトガル人の性格なのか、たまたま関わった人が優しい方々だったのかわかりませんが、ポルトガル人はとても優しいなと感じました❗️ 練習参加した初日から選手が英語を使って話してくれたり、ポルトガル語を教えてくれました。 そのおかげでとても良い雰囲気でサッ