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サービスが奪うもの

北海道にあるMAOIQというホテルに宿泊させていただきました!!

まず初めに最高すぎる!ということだけ先にお伝えしておきます。ホームページを覗いてみてください!

MAOIQにある3棟を見させていただいたのですが、どれも素敵すぎてまた違う棟にも泊まりたいな!と思いました!!(これもまた戦略)

そもそも何故、宿泊することになったのか。
伊豆大島に建設予定の「飛行機ホテル」にどうしても関わりたく、【一棟貸し】のMAOIQにずっと行きたいと思っていました!!(おそらく一棟貸しになっていくと思うので)

オーナーさんにお声を掛けていただいて、宿泊させていただくことになりました!(ヨースケさん本当にありがとうございます)
運営で大変なことや設計する上で「ここのスペース必要だよ!」など細かくたくさん教えていただきました!教えていただいた事で必要になってくることは是非「飛行機ホテル」にも活用していきたいと思います!!

ここからが本題です。
「サービスが奪うもの」とは、【上質なサービス=全てを提供すること】ではないという事です。

いい言葉が見つかっていないので、分かりにくいかもしれませんが詳しく説明していきます。

「体験」というものがいかに大切で、必要なことかを改めて感じることができました。
自らが薪を割り、その薪を使って火を起こし、暖を取る。この流れ・体験が『火をつけるまで』のストーリーとして「記憶・思い出」として残っていく流れが今回ありました。

環境を整えてあげることが大切で、お客様に上質なサービスをしていると勘違いをしてしまい余計に与えてしまうことがすごくマイナスだということを感じました。

そこではお客様自身が(火を起こしたり)することで、サービスとして形になっていなくとも満足度は高くなると感じました。

ホテルの朝食も付けるかつけないかの選択肢を残し、ビジネスホテルみたく朝7時15分にお越し下さいというのも「混むから」という配慮からくるものかもしれませんが、朝5時に食べようが7時に食べようが、チェックアウトしながら食べようがいいわけです。
そこの選択肢を広げることで、「それでも対応できますし、これでも対応できます」といった準備が必要で、どれを選ぶかはお客様であり与え過ぎないことも必要だなと感じました。

非日常と日常の境界線を体感してもらうことがすごくプラスに働くと感じました。
普段の家での生活レベルをホテルを使い引き上げることで理想の生活を体験できます。その理想の生活を体験してもらうには、普段の生活に近づけることも必要だということです。
MAOIQでは完璧ともいえるシステムキッチンを設置しており、どんな料理にも対応できます。家電製品もBALMUDAでめちゃくちゃおしゃれやないか!と感じることができました。
普段の生活と内容は同じだけれども、「場所」が違うことで、日常の様な非日常体験をすることができると思いました。

良いキッチンを設置しているのも、選択肢を残すためでもあり自分達で準備することで、この料理失敗したねという、アンハッピーの様な笑いあえる瞬間を奪わずに済むということもあるかもしれません。
(スーパーで何買うか話すのが一番楽しい)

語り出せば止まらないので今日の所はまとめますが、

お客様が提供したサービスを望んでいないのであれば別のルート(方法)でお客様に取って一番満足していただけるサービスを提供すればいいです。
#人それぞれ

あくまでも決定権をお客様に残し、選択肢を明確にするためにどんなパターンが起こりうるかをシュミレーションすること、事前準備がとても大切だということを学びました!

今回は「サービスが奪うもの」ということで書きましたが、ホテルって掛け算すればたくさんの商品を体験・体感してもらえるよねという続編を出しまーす!!













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