見出し画像

東北地方・北海道バイク旅 宿場町と蔵王

磐梯山吾妻連山を登り下りして、福島市から次に向かうのは蔵王連山です。
山形県側から登り宮城県へ向かうルートのため、
山形を目指します。

楢下宿

蔵王へ向かうために山形県の山道を走っていましたが、
過去例を見ないくらい田舎道をナビに案内される。
山の緑と空の青、田畑の茶色、道路のアスファルト黒しかない。
信号も街灯も道路の反射板すらない。
コンビニすら20kmくらい走っても見当たらなくて、
ナビがコンビニ避けて案内してるんじゃないか不安になる。
そんな田舎道をダラダラ走っていると宿場町のような町並みを見つけたので寄ってみる。

楢下宿は羽州街道の宿場町のひとつのようです。
幾つか昔の家屋が残されていて茅葺き屋根のお家が建っていました。
大黒屋に入ってみたのですが、中も昔の構造が残されているみたいです。
囲炉裏はいいですね。落ち着きます。

町を貫くように川も流れており、その上を鯉のぼりも泳いでいます。
とても長閑な町でした。

旅籠 大黒屋
大黒屋内
大黒屋 囲炉裏
覗橋と山田屋
金山川を泳ぐ鯉のぼり

蔵王エコーラインと蔵王の御釜

楢下宿からまた山道に戻り、
蔵王エコーラインへ向かいます。
蔵王エコーラインは磐梯吾妻スカイラインと並ぶツーリングスポット。
ワインディングが楽しいですね。
途中から残雪が増えてくるあたり磐梯吾妻スカイラインに似てます。

頂上近くの刈田駐車場にバイクを停めてひと休み。
その後、バイクを置いてリフトでさらに登ります。
このリフトが一人用なんですが個人的に結構怖い。
景色は良いけど怖い。
周りの人は平気そう、というかはしゃいでたけど大丈夫なのか?慣れの問題か?

リフトを降りたら徒歩で刈田岳の頂上を目指します。
頂上の神社でお参りを済ませて景色を堪能。
今日はしっかり晴れてくれたので青空のいい景色が見られます。
雲が低い、というより近い。
空の青色もいつもより濃いような気がします。
そして寒さで御釜の池には氷が残っているのが見えます。
さすが標高1700m。普段見る景色と違うモノが見られますね。
こういうのはやっぱり行ってみないと味わえない景色だと思います。
文字通り最高です。登山っていいですね。

残雪の蔵王エコーラインの景色
リフトから?の景色
刈田岳山頂より麓の景色
蔵王の御釜
エコーラインを下る途中の蔵王山体 滝も見えてかっこいい

エコキャンプみちのく

刈田岳から下りて、
リフトでバイクまで戻ります。
下りのリフトの景色も素晴らしかった。怖いけど。
周りの山が全部雪を被っているのは中国地方じゃあんまり見られない光景ですね。
奥羽山脈すごい。

バイクで蔵王エコーラインを下り、また緑の景色を眺めながらキャンプ場へ向かいます。
下山すると暖かい。嬉しい。

エコキャンプみちのくで一泊。
ファミリーがとても多いキャンプ場でした。
キャンプ場の敷地もとても広い。

近くの青根温泉に浸かり、登山の疲れを癒してこの日は終了。お疲れ様でした。

次の日は、山ツーリングが続いたので海へ向かいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?