五月の風に吹かれて、わたしは次の道を進むことにした。
「あー、どうして、いつもこうなるんだろう」と涙が止まらなくなった夜。昨日、猶予期間を設けはしたものの、会社にほぼ確定した今後の予定を伝えた。「余程のことがない限りは六月末で退職するつもりである」と。それと同時に、もう少しだけ、あと少しだけ、わたしなりに頑張ってみようとも決めた。
連休後は基本的に会社とミーティングが行われるが、昨日は非常に厳しいものだった。正直、認識のズレはあまりにも大きく、憤慨する部分もあれば、「まあそうだよな」と時間が経つほどに納得する部分もあった。