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「ランチ難民」ぶる〜す、、、。  〜Lunch refugees BLUES〜地元民はつんぼさじき

ウンザリするほど各業種で相次ぐ値上げのビッグウェイブ!
特に宮古島の物価上昇率は日本一らしい、、、。
ダイズサイガ※、、、!!今回はこのテーマで話そう。

・島民のソウルフード「宮古そば」についての考察
・観光ブーム・宮古島バブルによる物価高と弊害
・我が心の宮古食堂
  

それではヨロシク!!!
※この場合の解釈は「マジかよ、、、!!」


800円也。。。。美味しいけど、、なんか寂しい。

【宮古そばが1000円〜『怒』】

先日、某あたら◯市場の宮古そばを久々に食したのだが、値段に
「クリビツテンギョウ」と来たもんだ!
なんと、

シンプルなスタイル(薄い肉二切れ×平かまぼこ二切れ)で単品¥800也!!!

ジューシーおにぎりでも付けようものなら¥1000オーバーヘッドのブレイクだぜ!!
観光客向けの店だからしょうがないが、店の姐さんが「宮古の人なのになんでここで高いソバを食べるんだろう?」って顔していたな(笑)

最近多い「創作宮古そば」ならボリュームもあるし、他県の要素や手の混み具合も解るのだが、「シンプルな宮古そば」でコレはどうにも解せない、、。

アッガエー、流行りの観光客&移住者向けの店・バブルに便乗して値段だけ上がり質は下がった地元経営の店が多い気がする今日!おかしくないかい良い子のみんな!!

何、だったら自分で作れって? 

「耳が2.0だから、き・こ・え・ま・せ・ん」※

トホホ、、、、。

※島の大物プロデューサー・タケ◯Pの名台詞の一つ

伊良部ローカルのアジャ氏。 彼の板に「宮古そば」とデカデカと書かれていたのは懐かしい風景    (写真は合成です)

おまけが無くなった、、、。

昔は「博龍采館・はくりゅうさいかん」ってメガ盛り食堂で「とんかつのマーボあんかけ」を一つ、ライス五つ頼み五人でシェアしたもんだ。
それでも店長は怒らず、ライス大盛りにしてくれたんだ✨

丸金ストアーも17時過ぎると弁当をタダでくれたり人情を感じたものさ。


自販機も急激に値上げ!価格130円〜本気なのか!!?かねひでで買うわバーカ!



軒並み観光客基準価格〜予約なしは入場不可・退場『怒怒怒』

昔の話は置いといて、ソレが今じゃ跡形も無くなり、宮古島ブームの弊害「観光客いっぱい」で地元民が食堂に入れない!
ジュースも130円〜とか本気なのか!?
大和食堂の行列、ありゃ何だ!?ナーフィのお祝い※かと一瞬思ったぜ!!
ランチを求めて街中ぐるぐる廻り、結局MACかコンビニしか無く、そこもまた島民でいっぱい!!!

まさに「ランチ難民」、、、。orz

話は終わらないぜ。居酒屋も然りだ。

※100日祝い。ナーフィ(名付け)祝いとも言う。


Twitterより。市内はもっと酷いぜ。


多くの居酒屋が常に満席&値上げ。もちろん予約なしは入場不可・退場『怒怒怒怒』


予約なしでは門前払いも日常茶飯事なんだ。
居住歴の短い移住者、観光客に占有されて地元民はまさに「つんぼさじき!!」※
おまけにクルーズ船もしょっちゅう来るし、静かに楽しめるビーチも少なくなってしまった!!おまけにそこら中ポイ捨てし、金もほとんど使わないそうだ。 参ったね、、。

並んでまでソバを喰う程の気持ちもわかない1日なら
こんな時は一人で歩いていたい。布干堂※ならなおいいさ
なんつってな♪ 

※蚊帳の外
※パイナガマ近くの地名(布干堂・方言名/ヌヌドー)

「時代の流れ:嘉手苅林昌」(替え歌)


唐ぬ世から大和ぬ世
大和ぬ世からアメリカ世
アメリカ世からまた大和ぬ世
大和ぬ世でバブルの世
ひるまさ 変わてぃぬ くぬ宮古

てな感じかな?てなわけで
数少ない良心的なお店は『お・し・え・ま・せ・て〜ん』※
よいこのみんなは自分で探すか、ローカルにガイドしてもらうかしてくれ👍

※宮古製糖前の丸吉そば店主の口ぐせ


宮古食堂 On My Mind~我が心の宮古食堂~


建て替え後の「宮古食堂」絶大な人気があったが現在は休業中。

地元民でもカルチャーショックを受けた「宮古食堂」

   
    宮古〜食堂!♪ ああ宮古食堂♪ オ〜私の宮古食堂〜♪♪
         (Georgia on My Mindの替え歌)

若い頃は腹を空かせ貧乏だったから、中ソバとライスを頼んで腹一杯になったよ。しかも350円。スゲ〜よな〜。
他のメニューも然り。
(そば・ソーキ汁・カツ丼・焼き飯(チャーハンとは言わない)・沖縄風味噌汁の5品のみ)

サーフィンで燃料切れの胃袋にガッツリ詰め込んだものさ。


そば中。ライスつけて350円也。コレよコレ!!あ〜寂しい。

語り継がれる伝説の数々


メニューは5品。どうだい、スゲ〜だろ👍


もちろんここだけの逸話もある。

・ソバを配膳するオバ、いや、姉さんの指が汁に浸かっており指摘すると「熱くない!大丈夫!!」とか言うし、カツ丼の時もだ!!

・水差しが養命酒や泡盛・ウイスキーの空き瓶でコップはワンカップ大関の空きカップ。SDGS先取りだな、オイ👍

・向かいは元宮古病院だったため、ある病棟から抜け出したパンチある患者と相席になった時は支離滅裂な話で盛り上がった

・本棚の漫画が2、30年前の雑誌はザラにあり、長年枕にされて図鑑みたいに黒一色に変色した月刊ジャンプなど「ヴィンテージ」好きにはたまらない小技も効いていた。

・カツ丼の蓋が具が入っている器と同じサイズで、横から見るとソロバンの珠みたいなファンタジズムあふれる芸術品だったぜ。

・客が多く、どんぶりが足りないのか山盛りのカツ丼の蓋代わりに
フツーの平たい皿が載せられていた。(姉さんがどうしても皿を載せたいかも)

・カツ丼の新鮮な葉野菜にカタツムリが。などなど

思い出は、、尽きない、、、。

じゃあな!(バイクで去る)


友人(左)と愛車、「STEED」

▪️ 企業情報

【宮古島 RAT サーフガイド&スクール 】
【instagram】https://www.instagram.com/ratsurf.info/?hl=ja
【facebook】https://www.facebook.com/profile.php?id=100089985210278

解説・追記

彼は怒っている。
一体何に?そう

・したい放題・怒鳴った者勝ち
・一部の地元民以外は蚊帳の外経済

 みんなそうだ。

彼は憂いている
一体何に?そう

・昔からの文化が無かったことになる事

彼が伝えたいこと
一体何を?そう

・時代は変われど変わらない大事なものは必ず存在する事

「ランチ難民」を筆頭に昔ながらの雰囲気はほぼ無くなった宮古島。
土地価格の上昇で固定資産税も上がり、地元民の生活も圧迫。
物価高・観光客中心経済。控えめな島の人をよそ目に遠慮なしで進出する島外企業も見られる。
そして文中にある「クルーズ船」は島のためになったのか。
一部の業種は潤ったかもしれないが、誘致しての波及効果をあまり実感できない市民も少なくない。ポイ捨てゴミが増えたのは間違いないであろう。

冒頭の「缶ジュースが130円〜」怒りしかないのは彼だけではないだろう。まさに「かねひで※で買うわバ〜カ!」である。
※沖縄県内大手スーパー

観光客がお金を落としているのは間違いないが、地元民(長年の移住者含む)が長年納めてきた税金に比べれば微塵たるものである。余りにも迎合しすぎではないか。

終わらない宮古島バブル、、。

僕もときにはこのような現状に、とにかく誰にも会わないで原宿ペニーレインでバーボンを呑んで勝手に酔っ払って一人勝ちする気分になりたいものである。


波のりとしBOWの「俺にも言わせろ!!!」編集部からお知らせ

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