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キャリブレーション(観察)が効果的な会話の前提! 人トレ#43

誰しもみんな、人に何かを教えた経験ってあると思います
あなたも私もそうでしょう!(笑)

そのときに、あなたの言う事を「他者が理解した」と、どのように知ることが出来たと思いますか?

その人が「分かりました!」と言ったから?
その人があなたに向かって頷いていたから、、、?

などの反応があったからですよね!

しかし、仮にその人が戸惑った様子でいるのに、「分かりました、、、」と言っていたら、、、

あなたは直観的に「この人は理解できていない」って認識して、別の表現で同じ内容を説明しなおさなければならないと感じますよね。

会話においてあなたがとる反応は、あなたが話している相手の反応を観察したものに、基づいていると考えることができるんです。

なので、観察力が高いと相手とより効果的なコミュニケーションをとる事が出来ると考えられますよね。

このように、言葉・非言語のメッセージを読み取り、その人の心の状態や内面に何が起きているのかを、五感を通して観察することをキャリブレーションと言うんです。

高度なキャリブレーションは、見える部分を観察することにより、目に見えない傾向(内面の特徴や頭の中で考えていること)を知ることを可能にします。

その理由を説明しますヽ(^。^)ノ

無意識的な反応は必ず表面に出る

以前の記事で掲載しましたこの図、

深層部にある体験が表層部の言葉を作り出していると考えることができます。

言葉は体験の一部を表現しています。
これは、言葉を話す人がどんな言葉を使っているかを観察することによって、話者の頭の中の傾向を知ることが出来るという事を意味します。

前の記事でNLPは視覚優位、聴覚優位、身体感覚優位の3つのタイプに分けて、特徴を説明するって紹介をしましたよね!

例えば、視覚優位の人は何かを話すとき、その前提となる体験はどのようなものと考えられると思いますか?

視覚優位の人は、頭の中でイメージや図を使って物事を捉える傾向があるんです。

そうすると、当然、言葉になる前の体験は映像である可能性が高いですよね!

そして、頭の中で映像を見ているとき、視覚系の言葉(思い描く、~のように見える、など)を使って表現する確率が高くなります。

なぜなら、何らかの映像を(頭の中で)見ながら話をしているからなんです。

聴覚優位の人は、頭の中で言葉を使って自問自答していたり、音が聞こえていることが他のタイプの人に比べると多くなります。

言葉として誰かに表現する前の体験が音や言葉ですから、理路整然と話したり、擬音語をつかう可能性が高くなります。

身体感覚優位の人は、言葉になる前の体験は、何らかの感覚を味わっている可能性が高くなります。

そうすると、何らかの感覚を感じながら、それを表現しようとするわけですから、感覚的な言葉(把握する、手ごたえがある、など)で表現する可能性が高くなります。

見える(表面の)情報を活用して、見えない(内面の)傾向を知る

このように、話者が言葉を使って話す際に、言葉の前提となる体験の部分と深い関連のある言葉を無意識に使っているんです!

そこで、聞き手は、話者の言葉の傾向をしっかり聴くことにより、話者の頭の中の体験が3つのタイプのどれに属するかを推測することができるんです
( ゚Д゚)

これが、ペーシングという観点では、とても重要なことになります。

話者が頭の中で映像を見ていたら、聞き手も頭の中で映像を見るようにした方が、相手に近づき相手をより理解しやすくなりますよね。

逆に、相手が頭の中で映像を見ているのに、こちらが感覚にアクセスして理解していたら、話者が伝えようとしている情報と受け取っている情報に、かなりの隔たりができてしまうと思いませんか(*_*)

ラポールはペーシングすることによって出来る訳ですので、当然、ペーシングするポイントを見極めるキャリブレーション力(観察力)が必要になりますよね。

キャリブレーション(観察):非言語のメッセージを読み取る

相手のタイプを知るポイントは、言葉だけではないって事です!

意識せずに行ってしまっている行動、相手の無意識の部分に合わせることができると、より効果的なラポールができるという事がより分かりましたね。

あなたが例えば、超能力者であれば相手の内面の傾向(より無意識的な傾向)を透視することはできるでしょう(''Д'')

しかし、殆どの人がそうでない思いますので、透視することがほぼほぼできないんです。。。

だけど、無意識的な傾向を知ることはできるんです。

先ほど、紹介いたしました、体験(内面)が言葉(表面)として体験の傾向を表すように、無意識的な傾向は表面(目に見えるところ)に必ず現れるからです。

ということは、目に見える情報を活用して、相手の中にある見えない傾向(無意識的な傾向)に気付くことはできるってことです。

無意識の傾向を見るポイントとしては、①声、②呼吸、③姿勢、④視線の4つです。

どのような呼吸をしたり、どのように視線を動かす傾向が強いかを次回以降で紹介していきます。

人の心を知ることは難しいですけど、傾向が分かればもっと相手に寄り添えることができます。

そして他者を知ることは大切なことですけど、自分を知ることもとっても重要なことです。

私自身はNLPはこの本で学んでいるところですが、コーチングを受ける事の重要性を身をもって感じております。

自分が持っている価値観やアイデンティティーを知るってとても重要だって気が付きました。
しかし、それを自分で発見するのって難しいと思う方はコーチングを受けることをお勧めします。

なのでもし、コーチングってどれだけ人生を良くしてくれるの?
などご興味あられたら私の受けているコーチングの先生を紹介いたしますのでよかったら受けて見てください!

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※この記事は「NLPの基本がよくわかる本」からの引用と感想を元に書いております。


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