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買って後悔しない。Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA レビュー。

ゆったです。

今日は、愛用しているレンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA についての記事を書いてみようと思います。

このレンズは神レンズと呼ばれるほどのクオリティを誇るレンズ。

自分が今更スペックをお話しするまでもないSONYユーザーには有名なレンズですね。

今回は自分が実際に撮影してみたインプレッションをお話ししていきたいと思います。


神レンズのファーストインプレッション。

購入して2ヶ月が経つのですが、自粛生活の影響もありほとんど外に連れ出せていません。

それでも購入して間もない頃に、近所の公園に散歩に連れ出しました。

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最初にお見せするこの一枚。

この写真がこのレンズの素晴らしさを伝えるのに最適な一枚になるのではないかと思っています。

まずはその描写力。

手前の人に対してのピントのソリッド感、たまらなくないですか?

くっきりとピントが合っているのに、力強さを感じない優しい描写の表現となっているのが魅力です。

そして、もう一つの魅力が独特な背景のボケ感。

このただのボケではないのが伝わりますでしょうか。

中心に円を描くように滲むボケ。これがこのレンズの特徴。

少しざわつくような雰囲気がありながら、綺麗なボケを表現しています。この背景をみるとSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAで撮影したというのが一目瞭然。

このボケを操るのには少しコツがいるかもしれません。

背景がごちゃごちゃしている場面では特にこのレンズの特徴が出やすいので、独特なボケ感が生まれやすい分、取り扱いには注意が必要。

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背景に何もないような写真の場合でもこのレンズはとても美しく撮れます。

西日に照らされている植物の光と影も綺麗に写っているのではないでしょうか。F値は1.8の明るさがあるので様々なシーンで活躍できるレンズです。


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画角は55mmの単焦点。55mmというのは人間の視界に近い範囲を写す画角のため、何を撮影しても自然な表現ができます。

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広い風景を撮りたいと考えるなら少し物足りなさを感じるかもしれませんが、この画角で撮る風景も収まりがよくて好きだったりします。

優秀なSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAですが一つ取り扱いの難しい点が一つあります。

それが最短焦点距離が長いという点。

つまり、物に寄る事が難しいレンズなのです。

物撮りやテーブルフォトなどを撮影する時にちょっと使いずらさを感じる場面があるかもしれません。

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自分の手を目一杯に伸ばした状態で、ギリギリピントを合わせる事ができます。ピントさえあえばボケを活かした写真を撮る事ができますね。

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物撮りは難しいと言われるレンズですが、自分はこのレンズ一本で数々の物撮りをしてきました。

ちょっと縛りのある環境の方が案外撮りやすいと思える部分もあるかもしれません。

写真はインスタグラムにアップしているのでご覧いただけると嬉しいです。



このレンズを使って自然の写真や外でのスナップももっと撮影してみたいと思っています。

まだまだ使いこなせていない部分も多くあると思うので、このレンズの全てをお伝えできてはいないと思います。

ただ、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA をフルサイズ機の最初のレンズとして購入してよかったと今心から思っています。


購入を検討している皆様の、少しでも参考となる記事となれば幸いです。

お読みいただきありがとうございます。

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