カンボジア日記第180号(カンボジア人コーチとの関係)
សួស្តី!
平日は学校の活動以外にも毎日ナガワールドU16のトレーニングを90分間行っています。
カンボジア人コーチと2人で基本的には行っており、彼が自分が伝えきれないとこなどを翻訳してくれています。
彼はトップチームのアシスタントコーチとして働いているので、サッカーについて基礎知識は備えています。
しかし、チーム立ち上げの選手が集まらなかった時期にトップチームが忙しいからといってずっと休んでいたのに、リーグ開幕が近づくにつれ、トレーニングに参加する頻度が上がったり、
私が毎日のトレーニングプランを作成しているのですが、トレーニングのテーマを無視したメニューをトレーニングが始まる直前に行いたいと言ってきたり、
今日も開始時間直前に登場したりとこちらが尊重しようと考えても、心の底から尊重できないところがあります。
チームのためにピッチ外の仕事をしてもらっていますし、彼がいないと難しい部分もあるので良い関係を築きながら行っていきたいのですが、サッカーに対する姿勢であるとか子どもを考えての行動などのズレは感じてしまいます。
しかし、私が反発してしまっても子どもに悪影響が出てしまうので、彼を尊重しながらチームを運営していきたいと思います。
また、これは私のカンボジア人コーチ全体の印象ですが、戦術というか、こうなったらこうなるだろうということを選手に押し付けてしまうことが多く、選手一人一人を成長させることにフォーカスできていない印象を受けます。
そのため、選手が個人技術や個人戦術が未熟であるのに、全体像にフォーカスするため、チームが機能しません。
私も伝えすぎてしまうところがあるので、戦術を遂行する選手ではなく、試合をプレーする選手を育成できるようにしていきます。
サッカーの指導が思う存分できる環境を与えてもらって感謝しかありませんが、同志と働く大切を痛感します。
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