住宅購入を予定されている方へ【私も悩みました】
みなさま
人生の大きな節目
就職 → 結婚 → 出産 →
と何年か置きに来て、出産後子どもが幼稚園生のうちから
「次は住宅購入か~」
と次の節目を考えている方などに向けてお話をしたいと思います。
住宅購入派は2パターンいます。
1.盲目的に理由をつぶして購入するしかないよねと追い込むパターン
2.しっかり夫婦で話し合い人生に必要なものと考えて購入しているパターン
この二つがあります。
パターン1については「そんなわけあるか」となりそうですが、理論的な話をすると不愉快だ!とばかりに返答を受け、問題の本質は「住宅購入」ではないと何度も訴えてもダメなど。。。(だから盲目)。
パターン2であれば問題ありません。
要は、お金の使い方については勝手にしていいのですが、
目の前で多額の借金を抱えて追い込まれていくと
私自身が「あのとき止めておけばなぁ」と後悔するので
お節介ながら今回のお話をします。
あるあるがパターン2のように自分ではしっかり考えているつもりなのに、他人からパターン1だと露見しちゃう場合。
だから購入派と賃貸派は対立する。
私の家族でも実際に話し合ったうえで「買わない」選択をしていますが、参考になれば幸いです。
それではよろしくお願いいたします。
確認①子供のせいにしていませんか
自分が大金支払うことで得たい満足感を子供のせいにしていませんか?
よくパパ友、ママ友と話す時に聞くのはこれです。
子供を広い家で遊ばせたいというもの。
ここで聞きたいのは、
広い家で遊ぶ子供をみて”自分が満足したいだけではありませんか”
というもの。すみません攻撃的な口調ではありませんよ。
子どもは広い家よりも暖かい家庭や一緒に遊ぶ友達が欲しいのではありませんか。
今一度考えなおしましょう。
「子供は関係ない、自分が購入したいんだ!」
という方は次へ。
確認②永住するつもりですか
この変化の激しい時代に、今後30年同じ土地に居続ける可能性よりも生活の変化が訪れ、別の土地に移る予定はありませんか?
無い方に聞きたいですが、
今後引っ越したいと考えることはないですか?
変な人や合わない人がいても顔を合わせないといけませんよ?
職場などで合わないな〜という人はいますよね。そう言った人が隣に住むかもしれません。
選択肢が狭まるということは自分を追い込むことにもつながります。
引っ越したいときに売ればいい!もありますが、すぐに買い手が見つかるか。不動産手続きに時間もかかる。などこれらも加味する必要があります。
皆さん損はしたくないとは思いますが、プロも苦労する不動産業界で値上がりする物件を見つけることができますか。
「永住する!」「住み続けるんだ!」という方は次へ
確認③住宅価格以外も把握されていますか
火災保険や固定資産税、修繕費などは計算されましたか?
されてなければぜひ計算してみてください。
火災保険は住宅本体の補填も含まれますので賃貸と比較してかなり高額になりますよ。
ローン控除の還付があっても、その後の固定資産税納入がありますよ。
修繕費も計上しないといけないし、水回りが壊れても自費での修理になりますよ。
所有するということは手間とお金かかることになります。
それも把握しています!という方は次へ。
確認④キャッシュフロー
③の支出把握は十分として、収入については問題ありませんか。
一括購入であれば問題ないですが、それでも毎年のキャッシュフローと家計のバランスシートがどうなるかは把握しておきましょう。
重要なのは住宅ローンを組む方。
今後のライフプランは作成していますか?ご自分で納得したものを作成していますか。もちろん③の収支も加味したもの。
そしてそのライフプランについて配偶者が亡くなった場合を想定していますか。
これらも問題なければ最後の項目、次へ向かいましょう。
確認⑤住宅を購入して本当に幸せになれますか
ぜひ白紙の紙に「人生で何に喜びを感じるか」をリストアップして、それに対してなぜを数回行い掘り下げる作業をやってみましょう。
例えば私は「子供」「旅行」「笑顔」などが重要視しているようでした。妻も似た感じ、「友達」が入っていた気もします。
要はこれらが人生で大事なものだと。
つまり「快適な家」「住宅購入」はそこにはなかったんです。
これで妻はハッとしたようで、住宅購入ではなく別のことにその分お金を使おうとなったわけです。
(この時は自分の間違いに気づいて起動修正した妻にも感心しました)
最後に
さすがに、こんだけ考えて、人生で快適な住宅が必要!という方はどうぞどうぞとなると思います。
ですが、どこかにシコリがある方は信用取引となる高額な住宅ローンを組んだ住宅購入はしない方が良いかと。。。
(そもそも住宅ローンを組むことが”信用取引”であることにピンとこない人も多いです)
これは本当にしっかり考えたがいいです。
なぜなら貯金をしっかりしている方が高額なローンを組んで心にゆとりがなくなる様子を見てきたから。
最後にもう一度いいますが、本当に欲しいものは「快適な住宅」ですか。
それとも「楽しく笑い合える家庭」ですか。
以上
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