見出し画像

【2022/7/24】Well-beingについての今の思い

はじめに


さて、この記事は2022年7月24日時点で書き溜めたものです。
下書きで眠っていましたが、読書をきっかけに投稿することにしました。

きっかけについてはこちら

その時抱いていた感情が一番強烈で新鮮なので、スピーディにアウトプットすればよかったというのが反省です!この記事では過去の体験について振り返るのでややネガティブな感情や表現が出てきますので、ご了承ください。

ちなみにこの記事は、予測不能の時代: データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せを読んでインスパイアされて書きました。

==============================
以下、7/24時点での書き記した内容です

ポジティブ心理学について

今年の私を表すとしたら「ポジティブ心理学」「Well-being」というキーワードが当てはまるぐらいこれらの分野に関して学び、深めてきた。

学びには終わりがないし、学びと思索はセットなので、それを受けて今自分がどう感じているのか?というのは日々変化していると思う。

その変化を記録しないと、そもそもの思いやなぜこれをやっているのか?という目的感が失われそうな気がしたので「今」の思いを書いていきたい。

2022年4月 心理学について深めたく読み漁る

そもそも、なぜ興味があるのか?

去年の私に会えば、口をひらけば「仕事が楽しくない」「でも、やりたいことがない」といった状態であった。夢や目標があり情熱を持って進んでいる友人を心底羨ましく感じていて、自分もそうなりたいと願った。

藁にもすがるような思いで、何か人生が変わるきっかけになればと思い「キャリア」について考える「キャリアコンサルタント」の資格取得を目指したのは、結果として人生のターニングポイントになるぐらい、ベストな決断をしたと思う。

そんな状態から1年、「今」私が心惹かれて学んでいて飽きない、学ぶ意義を感じている「ポジティブ心理学」
なぜそこが自身にヒットしているのか、少し振り返りたいと思う

心身ともに健康第一

メンタルは強い方ではないと思う。自己診断でHSP(Highly Sensitive Person)に当てはまるので、昔から人の気持ちに敏感だった。良い風に作用していたというよりは、「私のあの言動で不快な思いをしていた人がいたらどうしよう」「あの人はこういう反応したけど、何かまずいこと言ったかな・・・」など、一言で言えば「気にしい」な性格で
くよくよ終わったことに対して考えたりする自分が嫌だった。

今は「自身も周りも心身ともに健康第一」がテーマだが、そう思ったきっかけはいくつかある。

Part 1 :法人営業からの部署移動

新卒で入った会社は、準大手の人材派遣会社だった。
今思えば完全に「自己理解」「仕事理解」不足だったが、当時配属された「法人営業」という仕事ではとても苦労した。

元々競争心や達成欲が高くなく、数字や目標を追い求めることに何も喜びを感じず、電話でアポドリをし、商談しに行くというのが心底苦痛だった。

1日も仕事が楽しい日がなく、同期が次々とやめ、毎日仕事辞めたいと思った。しかし、新卒で辞めたところで次の会社に雇ってもらえない、
今やりたいことがない、ということに対して悶々とジレンマを抱えていた。

帰りの電車や休日も心休まることがなく、気づいたら電車で泣いていることもあり「あ、これは良くない」と思い始めた。これは「メンタルがやられているのか?」と思い、よくわからないけど家の近くの「精神科」に行くことにした。

期待していた話を聞いてくれるようなカウンセリングではなく、あくまで身体症状の確認という感じだった。

私はこの症状を話せば診断してくれる、と思い込んでいたが意外とフレキシブルで「休職したいですか?診断書を書くこともできます」と言われ、
今の仕事をもうしたくなかったので「お願いします」と診断書を書いてもらう様にお願いした。

ちなみに「先生、私はうつですか?」と聞くと
「やめるにしても、ボーナスは受け取ってから辞めたい、と話す感じを聞くと鬱ではないと思います」と言われたのがちょっと面白かった。

そんなこんなで診断書を人事に提出し、部署異動させてもらうことになった。

今度は「外国籍エンジニアリクルーティング」という部署になり
語学力や今までの海外経験が生きるような部署に異動した。

毎日毎日仕事が楽しくて、自分の好きで得意なことが誰かの役に立って、評価してもらうようになって社会人2年目になって初めて仕事の面白さを学んだ。適材適所への配置はすごい大事だと思ったのと、「同じ会社なのにこんなに楽しさが違うんだ!」という衝撃があった。
この頃から人事領域に興味を持ち始める

Part2:海外駐在での挫折


当時、社内で英語が話せるや海外経験がある人が少なかったのでそのアセットにおいて重宝された。
結構なんでも文句言わずやるタイプなのでアクティブに色々と提案して仕事を進めていたらそこそこ評価され、社会人3年目の夏にタイに駐在することになった。


タイのスタバ

海外で働くのは夢の一つであったし、こんなに早くチャンスが来るなんて思わなくて舞い踊った。家族も友人も職場の人もみんな応援して送り出してくれて、頑張るんだ!って意気込んでた。
そしてタイに赴任して3ヶ月後に会社を辞めていた。

私は社会人3年目で、圧倒的に知識や経験が不足していた。期待されていたこともあり、上層部もすごく私を鍛えてくれたんだと思う。
ただ、その厳しさが仕事に対する厳しさではなく、人格を否定されるような言動もしばしばあり、すっかり自尊心を失ってしまった。

「自分には価値がない」だとか「何をやってもダメだ」とか、自分の至らないところばかり目が行って、気づいたらご飯に味がしないし、休日は1歩もベットから出れないし、寝れないし、「生きているってなんだろう?」って思う様になった。

死にたいって思ったわけじゃないけど、勤務先のビルの窓から「飛び降りたらどんな感じになるんだろう」ってぼんやり考えたりしてた。

ありがたいことに支えてくれる友人がたくさんいて、
友人は「あなたの健康以上に大事なものなんか、ひとつもないんだよ」って言ってくれた。(現職の同僚にも悩んでいた時全く同じ言葉をかけてもらった)

家族には心配かけたくなくて言えなかったので、本当に友人に助けられた。

会社への申し訳なさ、送ってくれた友人の手前帰ってくることの恥ずかしさ、自分への失望、色々考えたけど「私を大事に思ってくれる人は、私の幸せが大事だろうなぁ」と思い、本当に悩んだけど会社をやめることにした。

ただ、幸いにしてやめることが決まってからはとても元気になり意気揚々と転職活動をして現職に縁があって入社をした。

Part3:周りの休職

転職してからはもちろん悩みながらも大変働きやすい会社なので、大層ハッピーに働いていた。
しかし、私が尊敬し信頼する同僚が2名、休職することになった。
真面目で責任感があって優しくて人思いな同僚。

休職の話を聞いた時、私にできることはなかったのかという思いと、
幸せになるための人生、仕事が原因で心や身体を病んでしまう、というのは「とんでもないことだ」という
何かに対する怒り・疑問が生まれ、それがずっと問題意識になっていたと思う。

===============

2022/12/30時点の思い

ここまでが7月に書き留めていた内容。
内容ではないけど、なんかエッセイっぽい口調になってますね(笑)
それだけ、何か語りたい気持ちが強かったのかなと思います。

現時点での心身ともに健康第一の大切さや、メンタルヘルスを守っていくことの意義についての思いは全く変わりません。むしろ、メンタルヘルスマネジメント検定を受験したり、臨床心理学を学ぶ中でますますこの分野において自身が何ができるのか模索する日々です。

自分を突き動かすパッションはとても大事。
「真のやりたいこと」や「自分のミッション」て簡単に見つかるわけではないと思うけれども、今の私は「今時点の経験や思索を通して考えて暫定的なテーマ」を大事にしてそこに対して全力投球するという考えです。

やってみて、違和感があれば方向修正すれば良い。「これじゃないかも?」と思いながら行動しない方がもったいないと思います。

夏は「ポジティブ心理学」という入口から入り、今はもう少し臨床心理学分野に寄ってきたので少しずつ興味関心が深まり、ターゲットも決まってきている感じではあります。

自身の原体験は強いと思うので、その上で自分がどう関わり、どう行動することで価値提供できるかは引き続き考えていきたいと思います。
(読み返してみて、経験やファクトは語れるけど、思索や考察のトレーニ具が必要だと思いました・・・・・)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?