MacでのRAW画像管理

どのソフトを使うか?

MacでRAW画像の管理する場合、いくつか方法が考えられます。
まず、シンプルに撮影日などでフォルダなどを作って、ファイルを放り込む。
それから、標準でインストールされている写真アプリを使う。
あとは、定番のAdobe Lightroomやその他有償ソフトを使う。
くらいでしょうか。
仕事に使ったり、がっつり写真を趣味にするのならLightroomなど使うのがいいのだと思いますが、「RAWに対応したデジカメで子どもの写真の撮れ高確保のために、一応RAWで撮っておく」くらいの使い方だと、年間で1万円以上の費用は結構痛いわけです。だからと言って、フォルダで手動管理するのは後で写真を探したりするのが不便です。
と言うことで、写真アプリでRAW画像管理できないかと試行錯誤した備忘録です。

写真アプリ(Photo)の使い方

バックアップから考える

まずバックアップをどうするか考えてみます。ほとんどが子どもの写真のなので、できるだけ消えてしまうことは避けたいので、ここから考えます。
これまでデジカメやiPhoneで撮影した写真はTime MachineとiCloud(2TBプランをファミリー共有しているので、実際使えるのは数百GB)でバックアップしてきました。しかしRAW画像は容量がでかい(1枚で50〜60MB)ので、外付けHDDの容量次第なTime Machineはともかく、iCloudでバックアップしようとすると、すぐにいっぱいになってしまいます。
つまりRAWを写真アプリで管理したいが、通常の写真とは分けて管理したいということになります。

ライブラリを分割する

調べてみると、写真アプリのライブラリを分ける方法がありました。

  1. optionキーを押しながら写真アプリを起動

  2. ライブラリ選択画面が表示されるので「新規作成」でRAW画像管理用のライブラリを作成

  3. 写真アプリを起動する際にoptionキーを押しながら起動することで、ライブラリの選択

こうすると、iCloudにはデフォルトのライブラリだけが同期されて、RAW画像管理用のライブラリはあくまでローカルのものになります。
残しておきたい写真は、RAW画像管理用のライブラリからJPEGで書き出して、デフォルトのライブラリに読み込みまなくてはいけない点はやや面倒ですが、なんとか耐えられる範囲かなと思います。
ちなみにRAW画像管理用ライブラリもMacのストレージを圧迫するので、適当なタイミングでライブラリファイル自体を外付けHDDなどに退避させて、RAW画像管理用ライブラリを作り直すのがいいのではないかと思います。


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