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ライスプディング ノルウェーのクリスマスの定番デザート

私の初めてのノルウェーでのクリスマスのことでした。日本から夫が持って帰りお義母さんたちにプレゼントとしていた日本のお茶碗にライスプでイングが盛られました。日本のお茶碗がこんなところで活躍、そういう思って使いかたもあるんだと思ってしまいました。

すでにクリスマスディナーをたっぷり食べた後に2杯目のライスプディングをすすめられてしまいました。
彼ら曰く「日本ではお米が主食でしょう?さあ、もっとお食べなさい!」
なんてね。

ライスプディングとはミルクを入れて炊き上げ、それから冷ましたご飯に生クリームを混ぜ、その上に甘いイチゴソースなどをかけていただくデザートです。かなりのボリュームがあるのがお分かりになります?

上の写真はトルコのライスプディングです。日本でもおなじみのプディングみたいに見えますが、このデザートにはちゃんとご飯が入っています。それに、ノルウェーのみたいにめちゃくちゃ甘くもない。ボール自体は日本のお茶わんと同じくらいですが、量はたくさん入っていない・・・この写真のは上までフルですねぇ。私たちが食べたのはそんなにたくさんではなかった。ノルウェーのとトルコのライスプディングの違いってトルコのはオーブンで焼いてあることです。

ノルウェーでは作る時に一つだけアーモンドを入れて置き、それが自分のボールに来た人はとてもラッキー、などと言うしゃれた供し方もあります。中国では餃子でしたか、コインを入れると聞きました。国によって入れるものは違っていても様々な楽しみ方があるものだと思います。

海外の人に何かプレゼントするには焼き物はお勧めですよ。日本から持参するのに困るのは重いこと。しかし、確実喜ばれます。彼らのプレゼント感覚は日本人のものとはちょっと違います。このことについては、また、書きたいと思います。


デザートついでに我が家の定番デザートを・・・。見てのとおりのリンゴとサツマイモを煮たものです。本当はもっとコトコトにて少し形がくたっとした方がおいしいと思うのですが、これにシナモン、それに生クリームをかけていただいています。台所にサツマイモとリンゴがあれば作っています。我が家皆のお気に入りです。

ノルウェーの皆にも食べさせてあげたいのですが、私が住んでいた時にはサツマイモは売っていなかった。今では売られているでしょうか。もし、彼らがこのさつまいもとリンゴのデザートを食べることができたら、絶対大のお気に入りになってしまうと断言できます!

以前はなかったものが徐々にではありますが、ノルウェーでも売られるようになっています。例えば白菜、柿です。それに20年ほど前だったかな、驚くことがありました。中華鍋がポピュラーになったとかで友人宅のティーねーじゃーの息子とそのガールフレンドがその鍋を使ってベトナム料理を作ってくれ、最終的に皆が囲むテーブルの真ん中に鎮座増しました、と言うわけです。

電気で調理するので本格的な中華料理と言うわけにはいかないでしょうが。

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