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ノルウェーのバードハウスを家の外に設置した バードハウスでなかったら何に見える?

ノルウェーの人たちは自然の中で生きています。彼らは自然を愛する民族です。野外に食べ物の少ない冬の間、彼らは鳥たちが食べ物に困らないように雪の上に小麦をまいたりして与えています。空き箱(たいていはちょうどいい形なのでミルクの空き箱)でエサ入れを作り軒先の茂みに吊るしたりしています。

夏の間に目立つのは大きな木々に設置された写真のようなバードハウスです。森のは入り口で見かけることもあります。

夫の竹馬の友はオスロ国際空港の近くに住んでいますが。家の背後は森です。

その友人は消防士だったのですが、早めに引退してからは悠々自適な生活を送っています。森に面したところにあるテラス、あるいは家の中の窓から毎日バードウオッチングをしています。双眼鏡はいつもその場所にあって実に楽しそうです。私も見せてもらいましたが、キツツキなども来ていました。

ところで、オスロ国際空港はリレハメルオリンピックがあった頃までは、新しい空港より車で1時間30分くらい南に位置するオスロ市内のオスロフィヨルドの近くにありました。現在の空港は前オリンピックがあったリレハメルまでの中間点と言った距離でしょうか。

さて、我が家にはノルウェーから持って帰ったバードハウスがあります。我が家と言っても今住んでいる家ではなく古い方の家。この町に引っ越してから10年くらいその家に住んでいました。そこから20年くらい前に今の家に引っ越しました。2軒は一方からそう離れていなくて15分くらいで行けるところにあり、古い方は夫が仕事の用意をしたりしてます。それに物置になっています。

バードハウスがあるのは古い家。通り道に竹藪があるのですがその近くに夫はそのバードハウスを設置したのです。時に野鳩などを見ることがあるのですが、実際にそれに鳥は来たことないようです、残念ながら。しかし、ある日、あるものを発見しました。

郵便物、あるいはチラシなどが入っていたのです!ポストと間違えるほどに見えますか?郵便受けはちゃんと玄関側にあるのですが。

ちょうどこの町に夫の仕事の関係で引っ越した時、都合で私と娘はノルウェーに帰っていました。その間に夫は住処を見つけなければならなくて大変だったみたいです。まず、ある個人の方の家を借りることになったのですが、借り手が外国人と言うことで、いったんは家賃とかも決めていたのにダメになりました。外国人はべたべた家の内外を塗りたくるから・・・て。で、古民家を購入して住むことになりました。

なるほど、夫は好き放題塗りたくっていました。台所の換気扇の外、通り道側は眼を描きました。外の通り道には足跡も・・・。雨戸は緑や茶に・・・カラフルです。自分が買った家です、好きなようにさせましたが。


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