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トイレの話です 食事前にごめんなさい!ヨーロッパの一昔前のトイレ どんな風だったか知っています?

あまり美しくないお話です。今日はrest roomのお話です。

はじめてヨーロッパの古いスタイルのrest room を見た時の驚きについてお話したいと思います。ちょっとしたカルチャーショックでした。トイレットペーパーも様々でした。

50数年前のお話です。ロシアではつるつるした絶対に水に溶けはしないだろう、と言うような紙で1枚1枚がカットされ、子供たちが使う折り紙位の大きさのものが箱の中に重ねられてはいっていました。

水洗トイレであっても、ヨーロッパも南に行けば行くほど、日本の一昔前の新幹線駅にあったようなトイレでした。

で、ヨーロッパの一昔前のトイレってどんな風だったかご存じですか?


美しくはないのだけど写真を見つけましたのでアップしておきます。18世紀ころもこんな感じだったようです。ロンドンのキューガーデンの中に貴族の館があるのですが、そこにもまさにこんなトイレがあります。

ノルウェーでもオスロの湖に泳ぎに行った時、同様なトイレを見つけ、まだあるんだ、と思ったのを覚えています。キャビンのンの中は二人掛け、あるいは一人がけでした。もっとも、湖の近くのものはどちらかと言うと下のイラストに近いもの、上のものよりもっと簡単なものでしたが。


座る処は木でできており、おしりがおさまるようにあながあいているだけ。

ところで横道に擦れますが、ポーランドのアウシュビッツを訪れた時、ユダヤ人が収容されていたバラックを見ました。

バラックの中、左右に2段ずつのベッドがあり(各ベッドに2人ずつがあてがわれた)、建物の真ん中に、入ってすぐのところから奥に向かって真っすぐ溝の様なトイレがありました。

プライバシーも何もあったものではなく、紙もなっ方だろうし、水も流れるようになってなかったと思います。蛇口があったかどうか記憶にないのですが、ガイドさんの話ではドアの外の雪を採りに行って射殺されたものもいた、とかの話だったのでたぶんなかったのでしょう。

中国では大きな駅にはそのアウシュビッツと同様なトイレがあり、使っていると時にバサッと水が流れてきていました。藻のを落としたら二度と帰っては来ない、と思ってしまいました。

あの流れは駅の外にまで流れていき、豚のえさになる、とか聞いたのですが、本当でしょうか。

また、中国のトイレは隣の人、通路を隔てて反対側の人が見えるからニイハオトイレなどとニックネームがつけられていますが、全くドアがなかったり、で慣れないと日本人はどうも…でしょう。

彼らはドアがあっても閉めないで使ってしまったり、やはりそれは慣れでしょうか。こういうのも文化と言うのでしょうか。

温かいお湯で洗浄までしてくれる日本のトイレはノルウェーでも話題になっていてインターネットで紹介されたりしていました。

もうずいぶん前になりますが、中国に旅した時、現地のガイドさんが日本に旅する中国人は以前は炊飯器だったけど、今は便器だ、と言っていました。
ヨーロッパのどこか・・・丸田だったでしょうか
、コインを入れて使う公共のトイレだったのですが
ウイリアム・ホガース、座る処、白いところがグニューと回って洗浄されて出てきたり、世界はいろいろですね。

なお、英語でtoiletと言えば、あの白いところをさします。

フレグランスにau de toiletteと言うものがあります。で、生徒さんで香水なのに toiletと言う言葉を使うのは変、などと言った人がいましたが、もともとはtoilet自体、化粧室と言う意味です。

なぜ、rest room と言うところがtoiletとよばれているかということは、そのもの部屋で pot を使って用を足し、そのpotを化粧台の下に置いていたからなのです。

大きな家に住む貴族などは地下室を使ったりしていたのです。

potを使っていた人たちは朝になると2階の窓を開けて Attention!気を付けて!と言いながらpotの中身を捨てていたのです。

どれほど大都会パリ(花の都と呼ばれていたのに!)やロンドンが汚かったか想像してみてください。街のとおりは週一で掃除をしていたとか。

ハイヒールと言うものが作り出された背景もそんな汚い街を歩かなければならなっかから、とか聞いたことがあり舞うs。

トイレ事情はそんな感じ、服は着がえない(そんなに作れないから)、入浴もしない、と言ったヨーロッパがどんなに不衛生だったか想像がつくというものでしょう?

コロナがどうのこうの、なかなかおさまらなかったのもそんな衛生観念では…と思いませんか?

えー?現代の話??
と思われました?
以前ハンカチをどう使うかと言う記事を書きましたが、コロナ禍に入った時彼らはハンカチはもう使わないようになったかな、とか思ってしまいました。

人の生活習慣、考え方が変わっていくのに3代かかるそうです。
周りが皆一緒ならいつまでたっても変わるはずがないと思います。


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