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自分を守り続けた30年

あけましておめでとうございます!
2023年が始まりましたね!

2022年は自分にとっては30歳を迎える節目の一年となりました。
今回の記事では簡単に私の20代を振り返ろうと思います。

後悔先に立たずと言いますので
これからのキャリアを考えるにあたって参考になれば嬉しいです。


総括:


学生時代は5時起きで部活動に打ち込み、
新卒で入った総合商社にも見切りをつけ28歳で独立しました。

今では社長であることも良い意味で当たり前になってきて、
自分の会社の数字にもより責任を感じるようになりました。

一見、たくさんチャレンジしてきたように見えますが、
振り返ると、【守る】ことに必死になった8年間だったなと感じます。


学生時代:

ひたすらに【自分との約束】を【守る】ことに必死でした。


小学生の頃に夢だったプロ野球選手は、
両親の勧めに従って入学した中学生の頃にひっそりと諦めました。

その後は、何かしたいけど何に取り組んで良いかがわからないままに
悪戯に時間だけが過ぎていきました。

こんな風にあっという間に人生終わっちゃうのかなと思っていた時に、
家の冷蔵庫になぜか張ってあった格言に影響を受けて・・・

為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり

上杉鷹山の格言

何も面白い事が起きないのは自分が何もしていないからかと思うと同時に、
自分のことだったら少しずつ変えられるかもと思い始めました。

そこからは、部活仲間をはじめ周りの方にも支えられながら
自分を変える努力をして、小さな成功体験を積み重ねていきました。

【自分のことは自分で変える】

これが、当時の自分が自分と交わした約束で、
今でも多くの方に支えられていますが、今でも大事にしている約束です。



社会人:

ひたすらに【他人との約束】を【守る】ことに必死でした。

英語が必要な仕事だったので、
通勤時に英語のラジオを聴き、帰宅後はオンラインレッスンを受け、
休日はアメリカのコメディを見て、マンツーマンのスクールも受講。

特別、英語が話せるようになりたかった訳ではないけど、
仕事で必要だからという理由で勉強し続けました。

実際の仕事でも、取引先が求めることに対して、自分がやると言ったことは
必ず期日通りに終わらせる努力をしました。

日本ではかなり実績のある会社だったので、
一新入社員である自分に対する期待値も大きかったように感じます。

自分がやりたいとか、やりたくないとかではなく
仕事だからやる】という義務感がどんどん強くなっていきました。

寮生活もしていたので、誰かと共に生活をすることが当たり前になってきて
でも、辛くはなかったし、出来ることが増えていくことが楽しかったです。

たくさんの機会を与えてくれた会社には感謝しかありません。

ただ、24歳の頃に【誰との約束を優先するか】という課題に直面しました。

きっかけは、今でもお世話になっている先輩経営者の一言で、
結局人生で何を大事にしていきたいの?】ということでした。

それまでは、目の前で起きている課題にしか興味がなく、
まだ起きてもいないこれからの事について考えたことがありませんでした。


その時に、自分が本当に大事にしたいと考えた結果、
自分と家族と仲間を大事にする】と決めました。

具体的に書くと長くなるので割愛しますが、
自分が本当に期待している未来を実現するために起業に踏み切りました。


ただ、それ以降の5年間は、
自分を失敗から守る】ことに費やしてしまう事が増えました。


本当に自分が大切なことのためとなると、全ての挑戦がリスクに思えた。

失敗したくない気持ちが先行して、
やるべきことよりも、出来そうなことを繰り返してしまう時もあり、
冒険をしない日々を過ごすと不思議と自信がなくなるもの。

初めて恋人を作ろうとした学生時代とおんなじ気持ちがずっと続きました。

ただ、そんな中でも大切なものを手に入れるために
今まで大切にしていたものを自ら手放しました。

将来の可能性よりも、喪失感の方が大きく感じることもありましたが
自分の決断に報いたくて、今会える人のために尽くしてきたつもりです。


先月末で法人1期目が終了して、無事に黒字で締めることができました。

今でもたくさんの方に支えて頂いていますが、
全て自分の努力で築いてきたと胸を張って自身に言い切る事ができます。

これまでは、占いと同じくらい根拠のない自分を信じようとしてきましたが
今では自分への自信に根拠があります。

自分の将来には不安を感じていた頃から比べると、
自分の将来には明るい事がたくさん起きるように感じます。

24歳から30歳まで、文字通り一日も休まず仕事をしてきてよかったです!



一方で、もっと早く同じ実績に辿り着けたと後悔していることもあります。


そのことは私もアドバイスをもらっていたにも関わらず
一番にリスクを感じてずっと怖くて避けていたことです。


唯一避けてきた事は、ズバリ

自分の理想を実現している人との約束を守る】 事です。


皆さんは自分の理想を実現している人とちゃんと会話していますか?

私は、ずっとして来なかったです。


例えば、
両親が築いた家族のように仲良しで幸せな家族を作りたいと思っているのに
その原因をちゃんと聞いたのは最近になってからでした。

仕事でも、自分が失敗したことを知られたくなくて、
上手くいくとわかってから周りの人に宣言することが殆どでした。


遅い!遅い!
今ならそれだと全てが遅くなることが今ならわかります。


教わった方が早いぞ!
周りの人にも宣言して、やらざるを得ない状況を作った方が良い!
って、今なら経験からわかりますが、

自分がやったことのない、新しい挑戦に対する免疫力が低すぎました・・・


これからの30代は、約束を果たすことはもちろんのこと
20代で築き上げた自分の土壌を育み、数々の花を咲かせる10年にしていきます。


24歳の頃は、独立することに大反対をした両親とも仲直りして、
今では一緒に会社経営したいね。なんて話しています。

今思うと、社会人になって2年も経っていない息子が
急に会社辞めるなんて言い出したらそりゃ止めるかなと思います。笑

20代最後の日は、仕事をしていて気づけば23:50くらいでした。

あと10分で終わりか〜と思いながら
「こんな感じで人生も終わるのかな」とふと思いました。


30歳までは本当に周りの方のおかげでたくさん輝かせてもらいました。

自分が受け取れないくらいの愛情と期待をかけてくれた皆様に心より感謝します。

自分の想いと行為が少しずつ一致してきた事が
どんな状況や心境でも足を止めてこなくてよかった一番の理由です。

これからも抜け道を探す事なく
真っ直ぐ王道を突き進み仲間と勝利を分かち合う人生にしていきます。


最後の一曲紹介します。


昔、一人で見に行った「藍坊主」のライブのアンコールで流れた曲で、
1996年、自分が4歳の頃にTHE YELLOW MONKEYが作った曲。


世の中色々な人がいるんだろうけど
みんな昔は子どもだったじゃん!という曲です。

同じ人なんていないとも思う一方で、
人間そんなに変わらないと信じています。

それでは!

#2022年のわたしと仕事 #自己紹介 #独立 #就活 #転職

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