年末年始、こんな本を読んだ:『訂正する力』
『訂正する力』東浩紀(朝日新書)年末年始くらいは哲学でも読むかと勇みつつ、でもこの時期 朝から晩まで酔っているのでむずかしい話は無理無理〜 な私にぴったりの新書。政治からサブカルまでさまざまな話題が語りおろされ、トーク番組を聞いているみたいだ
この本のテーマ「訂正」は、今までの東さんのコンセプト(「誤配」とか「観光客」とか)に比べると、ストレートで分かりやすい。東さんは、停滞する日本を変革するのは、ブレない姿勢でも、ゼロからの再出発(リセット)でもなく、“過去を「再解釈」し