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横浜キャピタル株式会社と資本業務提携を締結して、思うこと。

https://mmac.cc/press/press-10031/

弊社は、2024年3月29日、成長分野の中小企業に積極的な投資を行っている横浜キャピタル株式会社と資本業務提携を締結し、第三者割当増資による出資を受けた。また、今回の資本業務提携に伴い、2024年4月22日に、横浜キャピタルの田邉俊治代表取締役との対談を実施させてもらった。この詳しい内容は弊社のHPに掲載しているので、ぜひご覧いただきたい。

◆横浜キャピタル(横浜銀行グループ)との資本業務提携

横浜キャピタルは、横浜銀行の地元神奈川をはじめとする営業テリトリーにおいて、ベンチャー企業の発掘と育成を目的として1984年3月に設立された横浜銀行グループのベンチャーキャピタルである。横浜銀行の100%関連会社であり、設立以来、事業環境の良い時も悪い時も、横浜銀行のグループ企業として、ベンチャー、事業承継、事業再生など多岐にわたるエクイティニーズに応えてきた会社だ。
2023年に横浜銀行グループと弊社が、それぞれ買手・売手のアドバイザーに就任して進めたM&A案件が成約となり、そこから関係が強まって、今回の資本業務提携に至った。数ある地銀の中でも影響力をもつ横浜銀行グループとの資本業務提携は、大都市だけでなく地方都市にも支社を持ち、ローカライズした事業展開も視野に入れている私どもにとって、大変意義を持つ出来事だ。

◆対談の中で語られた、「なぜM&Aコンサルティングだったのか」

今回の田邉代表との対談で、数ある投資案件の中から弊社への投資を決めてくださった理由を伺ったのだが、当方が強みと認識している点を同様に強みとしてご理解くださっていることが伝わる、非常にうれしいお答えをいただいた。

以下が、そのご回答だ。
一点目に、役員、コンサルタントのスキルの高さ。弊社はM&Aを単なる売買と捉えてはいないため、営業に長けた人材というだけでなく、会計士などの有資格者であったり、クロージング後もご相談に乗らせていただくことが可能な金融出身のコンサルタントも多く集めている。その点に共感と親和性を感じていただいたとのこと。ありがたいご評価であった。
またもう一点には「成長戦略まで踏み込んだ手厚いサポート」を上げてくださった。投資を通じお客様の成長をサポートしていくという信念をもって40年という歴史を築いてこられた横浜キャピタル様に、そのようなご評価をいただいたことは、大変光栄であり、重く受け止めている。おそらく、先に挙げた人材の面からも、弊社の取り組んでいる、中堅企業の創生に期待してくださっているということも感じられた。

◆中堅企業創生と生産性の向上

人口動態からこの先人口減が見込まれていることを鑑みて、数多くある中小企業の今後を考えたときに、生産性の向上は必要不可欠となっていく。M&Aは、会社が最低限持たざるをえない機能、例えば経理や総務などをひとまとめにする側面も持ち、効率化を図れる、つまり生産性向上に直結するわかりやすいやり方だ。統廃合や合併の可能性も含め中小企業を中堅企業へとの引き上げていくことが望まれている昨今において、弊社の事業内容はその一助となるに適したものであると自負している。

◆地域経済に対する考え方

特に地域経済においては統廃合も視野に入れた中小企業の中堅企業化というニーズが高いことを考え、弊社は支社展開も地方都市中心に拡大している。日本経済をどう支えていくのか、どのような役割を果たすことができるのかと考えた時に、私たちは会社として地方経済を活性化させることに使命感を感じている。第一地銀として地域を支えてこられた横浜銀行も地方創生を掲げ、グループ全体で取り組まれてきた。そんな横浜銀行グループと資本業務提携ができたということは、向いている方向に対し背中を押してもらったような感がある。この資本業務提携を足掛かりに、ますます地方への進出、ローカライズした事業展開を進めていきたい。
今回はすでに業務でかかわりを持っていた中で、資本提携の話を進めさせていただくことができた。実態を間近で見てもらって評価につながったことは自信につながる。今後も支社を展開していく中で、各地の地方銀行と業務を共にさせていただく機会が増えていくことが見込まれるの。実務でしっかりと評価を得て、資本提携までつなげていけるケースが増えていけばと期待する。

今回、横浜キャピタル様との資本提携を機に、神奈川在住のコンサルタントも採用予定だ。弊社としても神奈川に対する当事者意識は高まっている。M&Aコンサルティングとして、神奈川という地域を盛り上げていきたい。

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