なにぶつぶつ言ってるの？ 3/18-3/24｜日記
3月18日（月）〜3月24日（日）の日記です。
3月18日（月） なにぶつぶつ言ってるの？
12時から収録が入っていて、ご飯のタイミングに困る。しっかり食べると眠たくなりし、でも食べないとお腹の音が鳴ってしまう。
そんな事を考えていると、助六寿司が食べたい自分に気づく。少し離れたところにあるスーパーまで出向くと、なんと赤飯助六寿司が売っている。特におめでたいことはないけれど、助六寿司と一緒に食べる赤飯は美味しい。仕事も頑張れそう。
仕事終わりの帰り道、カフェに寄って、事前に共有されている原稿チェックをする。カウンター席に座り、目の前の壁に向かいながら、ものすごく小さな声で言いにくい言葉がないか調べるために音読してみる。すると、幼稚園児ぐらいの女の子が横から覗き込んできて「なにぶつぶつ言ってるの？」と言われた。少女の父親らしき人が「すみません」と頭を下げながら、ものすごい勢いで少女と僕を引き離す。
「ぶつぶついうのだあれ」という絵本を思い出した。
3月19日（火） 無音であたたかいやつ
三人って難しい。
気をつかって、三人で話そうとすると、道幅を占領してしまい通行の邪魔になる。だけど、ドラクエみたいに、ひとりひとりが縦列で歩くと、仲が悪いように感じてしまう。さらに自分が一人で先を歩いて移動すると、後ろ二人がペアになって話で盛り上がったりすると、無視して颯爽と振り払いたくなる。かといって、自分が一人で後をついていく形は、なんかさみしく感じてしまう。三人だったら、駅前集合じゃなくて、現地集合にしてほしい。
ブースの中で収録中。
身体が熱い。やけに熱い。なんでこんなに熱いんだろう。
「空調をつけてほしい」と伝えようとしたけど、順調にすすんでいるから流れを断ち切るにも悪いと思い、なんとか耐える。汗ばみながら、なんとか最後までやりとげた。
スタッフルームのほうに視線を送ると、ガラスごしに拍手を贈ってくれている。
席を立ち、ブースのドアを開けようとする。
すると、ドアの近くに、オイルヒーターがあることに気づく。手を近づけると、激烈に熱い。
犯人はこいつ。
3月20日（水） １００万円もらえるTV番組をご存知か？
電流イライラ棒をご存知だろうか。
金属製のコースフレームに電極棒、通称イライラ棒を入れ、その棒をコースフレームや障害物に当たらないようにゴール地点まで持ち運べば、なんと１００万円がもらえるテレビ番組があった。
ミスが許されない、その緊迫感。それと同じ状況を、今、僕もくらっている。
とあるカフェでコーヒーを注文すると、レジで店員からソーサーが渡される。すると、別の場所から、注文したコーヒーがカップに入れられて渡される。触れればこぼれてしまうくらい注がれたコーヒー。店員さんも、私に渡す段階で少しこぼしている。わたしは、この後、それをソーサーに乗せ、自分の席にまで運ばなければならない。
こぼさず運べたら１００万円ほしい。いや、こぼしたとしても１００万円ほしい。
3月21日（木） SDカードを忘れただけなのに
コーヒーを頼んだ後、SDカードを忘れたことに気づいて、カフェに閉じ込められる。
3月22日（金） ようこそ酵素玄米
酵素玄米炊飯器が届いた。
なんと、この炊飯器をつかうと、３日かかる酵素玄米が、わずか８５分でできてしまう。（ほんまかいな）
玄米と小豆と塩で、炊いてみる。なんと、ほんとうに８５分で酵素玄米が炊けてしまった。
お味噌汁とセットにて、酵素玄米を食べる。美味しい。ここからさらに３日間発酵熟成させることで、美味しくなるらしい。
3月23日（土） 日記を買う
仕事終わり。
青山ブックセンターに寄る。
店を一周する頃には、本を三冊抱えていた。
予算オーバー。すぐにレジに向かう。
買った本は、「ヤマシタトモコ」特集のユリイカ。
あとは、「私運転日記」と「日記集 水筒」を購入。
残しておきたいことって一体なんなんだろうと思いながら、誰か別の人が残してくれた日記を眺めている。
3月24日（日） デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
映画館。レイトショー上映開始時間に席につく。
だけど、そこからしばらく映画の予告編が流れる。
予告編が一通り終わったかな？と思ったぐらいで、スクリーンに数字が映し出される。そして数字のカウントダウンがはじまる。すると、騒がしかった場内が徐々に静かになっていく。場内がこれから映画を見ようとする機運が高まってきたと同時に、数字がゼロになる。さあ、いよいよ映画がはじまるぞ、と思った瞬間、スクリーンに文字が映し出される。
「ムービーラインナップ」
予告編の第二弾がはじまった。クラウチングスタートでフライングしたみたいに、毎回間違えちゃう。
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を見る。浅野いにお作品は、「ソラニン」や「うみべの女の子」など見てきて、多数映画化されているイメージがあったけど、アニメ化は初らしい。
見終わった後、〈デデデデ〉について話しているポッドキャストを聞きながら帰る。歩きたい夜だった。
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