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2024年の漢字は、「航」。大海原へ。

明けましておめでとうございます。
今年も、noteでもぜひよろしくお願いします!

今年のテーマは?
今年の漢字は?

といった類のことは、普段全然意識していないタイプの人間です。テーマを設定する、という発想にない自分、をふいに認識させられるのがこの年末年始です。

ということで、チームのメンバーからそういった問いをありがたくもらったので、さっと考えてみたんですが、2024年の僕の漢字は、「航」にしました。

何気なく、すっと出てきた漢字でしたが、いまではものすごくフィットしていて、なんだか自分の意識もそこに集中して、研ぎ澄まされる感じもあります。テーマを設定するって、めちゃくちゃいいですね。

「航」にどんな想いを込めているのかというと、、、

「大航海」「出航」

みたいなイメージを持っています。
大海原や大空を邁進していっているイメージです。

2024年は、Colorbathにとってもいろいろと大きなチャレンジもします。自分ひとりでは到底できないことですし、今となっては本当にたくさんの仲間と、一緒に仕事をすることができています。有り難い。

ひとりで行くのか、みんなでいくのか

早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くへ行きたければ、みんなで行け。

この言葉をよく考えるんですが、葛藤しながらも、みんなでしか行けないところがあるし、みんなで遠くへ行きたいと思ってやってきました。

おかげさまで、「みんなで行く」ための技術やスタンスや人間性の弱さにも向き合い、鍛えられてきました。

なんというか、2023年までは、漠然とした「みんなでいこうぜ」みたいなイメージが頭の中にあって、それぞれの人のことをものすごく考え、動機づけしたり、説明したり、期待したり、指導したり、いろんなことをしてきました。

同時に、その大変さも感じたり、どこまで信じ抜けるのか、みたいなことを考えることもたまにありました。

同じ船に乗って

今回、「航」という漢字を設定したら、自分のイメージの中に、変化が出ました。
みんなで行く、ときに、いまみんなで同じ船に乗っているんだ、というイメージが湧いてきたんです。

みんながばらばらで地面を歩いているのではなくって、同じ船に乗っている。このイメージが、なんだかとてもフィットしたというか、安心感があるというか、気合いが入るというか。
ここまでのイメージ、認識を持てていなかった自分にも、気が付きました。

同じ船に乗っているとすると、
舵取りも大事だし、この先に危険があるのか、航路があっているのかの分析や説明も大事だし、食料が十分かどうか、燃料の補給はどうするかとか、当然大事になってきますよね。

リーダーが説明したり、決断したり。メンバーはそれを信じてそれぞれの役割を分担して。そして、みんなで同じ目的地への到着を目指す。

この感じは、チームっていいなと思えたり、なんというか、自分の役割もすっと明確になる感じがしたんです。
#ありがとう今年の漢字!

チームの方向性と、それぞれの人生

「同じ船に乗っている」という前提イメージがあるのとないのとで何が違うのか、ということを書きたいと思います。

「同じ船」という前提イメージがないと、「それぞれの人の人生、生き方、やりたいこと」と、「自分がイメージしているColorbathの方向性」とを揃えていかないといけない、という意識が無自覚にも強かったです。

1人ひとりと話をして、その人が人生で何をしたいのか、何を大事にしたいのか、を聞いて、それとチームの方向性がフィットしているのか、チームの中で役割はフィットしているのかを確認しにいった、みたいな感じです。

そこを丁寧にやるべき、という無自覚の意識があったので、そのあとで、「パフォーマンスがフィットしていないような気がする」とか、「ちょっとはまってない」みたいな感覚になったときに、「そもそもその人の人生とチームの方向性はフィットしているのだろうか」みたいな、なんとも根源的な問いにまで発展してしまうときがありました。
#恐ろしいですね

本来、こちらからリクエストして担ってもらっている役割であるはずなのに、「本当に人生でやりたいことをやったほうがいいんじゃない?」みたいな感じで、急に冷たく突き放すような…

なんでそれが起きたのかというと、
・人生ではやりたいことをやるべきだ
・チームには、フィット感がある人がいるべきだ
・受け身ではなく、自ら主体的に動くべきだ
みたいな自分の中の無自覚の思い込みもあったんだと思います。

自分の中の勝手な、無自覚の思い込みではなく、
別にわざわざ言葉にしなくていいけれど、
・こちらがお願いしたことをやってもらっている
・自分一人ではできないことを助けてもらっている
みたいな大前提を、都合よく忘れないようにすることって大切だし、それをしっかり前提として思い込んでおくことは、大事だなと改めて感じました。
#サウナ行くたびに思い出すようにします

同じ船に乗って

そしていま、「同じ船に乗って」というイメージができました。
このイメージがあると、まずは抽象的ですが、なんかパワーが湧いてるんです。
#単純な男です

突き進む感じというか、船の中でいろんなことを分担しながら、だからこそ前に進める感じのイメージをポジティブに持てる感じです。
会社の中で、誰がどの役割でうんぬん、とイメージするよりも、船をイメージしたほうが理由なくポジティブでした。

だからこそ、
この船はどういう船で、
何を目指してどういう航路を辿って、
その先にはどこにたどり着くのか

ということをもっと明確に共有したいし、それを分かち合いたいし、その船に乗りたいと思ってくれる人と、ともに大航海に進みたいと思っています。

この船で向かう先、ということが、イコールその人の人生、というわけでもないと思うんです。というか、そう思えるようになりました。
同じ船に乗っていきたい、と思う理由は、きっと人によって違うし、それで全然いいなと。きっとそれまでの人生の中で、それぞれがいろんな経験や想いをしてきて、様々な背景や偶然や出会いがあって、多種多様な人がこの船に乗っているんだと思うんです。

そして目的にたどり着いたときに、その人が何を感じるか、船から降りてその後何をするかは、それまたそれぞれの人生やストーリーがあるんだと思うんです。

船に乗るからこそ、全ての人生を断ち切れとか、こう生きろなんて思っていないし、とっても当たり前なことだったのに、「船」という存在をイメージしないと見いだせてなかったです。

どういう理由でこの船に乗ろうとしたのか、
この船の中で、どういう役割を担ってもらえそうなのか

スキルも大事だけど、経験、人間性、明るさ、いろんな面で、チームって構成されるんだと思います。

2024年、出航

昨日、Colorbathの新たなメンバーの採用も決まりました。同じ船に乗ってくれるメンバーとの出逢いは、とっても嬉しいです。
これからが楽しみです。

今年は特に、このnoteではその船の旅路を書き綴っていきたいなと思っています。

みなさんにとっても、自分らしく、素敵な1年になりますように!

#note書き初め

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