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人を巻き込むより、その有り難さを実感する

11月に、新しく団体のホームページをリブランディングしました。
これまで生きてきて、仕事をしてきて、感じていた思いや表現したい思い、共有したいし、なにか共感してもらえたら嬉しいなという想いをたくさん詰め込みました。

それは自分だけではもちろん絶対できなかったし、チームのメンバーや、リブランディングに約3年関わってくださったasobotの伊藤さんや青木さんなくして実現できなかったことです。

加えてこの時期から、新たなColorbathメンバーの募集も始めたので、採用説明会とかを通して、この新しいホームページを使って説明する機会が多くありました。

自分たちの想いを表現しやすいし、以前と桁違いに共有しやすくなっていて、ほんとに嬉しいしありがたい。

ふと、こんなにも多くの方々と

Colorbathのような活動を始めてからは、もう10年くらいたちます。
20代前半のときとか、その当初は、別に自分の中で、「これこそがやりたいことだ!」みたいな明確なものだってないし、具体的な人生計画もない。

ただ興味を持ったことを一つずつ行動に起こして、わからないなりにも前に進んできました。いろんな本を読んで、いろんな人に毎日会いにいって、たくさん教えてもらって、力を貸してもらって。

いつかは、なにか少しでもインパクトのあることをできればいいな。そのために成長していきたいな、そんな気持ちで溢れていたと思います。

そして10年たった今でも、別に自分の感覚としてはそんなに変わっていなくって、まだまだわからないことも多いし、やらないといけないことも多いし、日々学びながらです。

なにか、大きなカタチあることを実現できた、成し遂げられた、という実感値もないですし、自分が38歳であるということもいまいち分かっていないくらい、まだ20代の自分のような感覚だったかもしれません。無自覚ですが。


ただ、最近のいくつかのオンラインMTGをしているときに、なにか客観的に感じることがあったんです。

それは、こんなにも多くの素敵な方の時間を、自分たちに割いてくださって、MTGの前もあとも時間を使ってくださっている。その現実をなんだか改めて受け止めた感じがありまして、なんて有り難いことで、人様に支えられているんだろう、と感じました。

今は、新しくネパール産のスパイスチャイのブランド作りに着手していますが、専門家北辺さん、デザイナー山本さん、マーケター城戸さんを始め、そのスタッフの方々、Colorbath側メンバーも複数。
その打ち合わせで、「こうしよう、ああしよう」みたいなことを意思決定して行って、それに伴ってまた次のタスクに移っていって。

自分たちの発言、思い、表現によって、右にも進むし左にも進む。コミュニケーションによって、思いもしなかったようなアイデアが生まれる。

他にも、多くの企業さんとのやりとり。
会社も人も予算も事業も、自分たちの関わりによって、大きなことが動いていく。もちろん、まだまだそんな社会にとって大きなことまでたどり着いているというわけではないけど、確実に人との対話によって、その人たちが動いてくださっている。


ふと、そんな一瞬一瞬を客観的に感じて、気が引き締まる思いでした。
同時に、改めてこの有り難いことを感じ受け止め、自分たちなりの価値を発揮したいし、期待を上回る成果を出したいし、自分たちだけでは実現できない未来をつむいでいきたいと思いました。

大変なこととか、難しいこととか、調整が大変なこともあります。
そういうときに、どうしても視野が狭くなったり、問題にばっかり目がいったりしてしまうよなーと。

そういうときこそ、改めてこのありがたさを思い起こして、人と人としてつながって、本当に自分が大切にしたいことをちゃんと大切にし続けていきたいなと思っています。


20代前半のときからすると、一人ではできないことができるようになったし、あのときから比べると少し、遠くまできたのかなと思います。

そして、まだまだスタート地点。ここから、ひとつひとつ、チームで、想いをカタチに、未来をつむいでいきたいなと思います。

そんなことを思った、ネパールの朝でした。


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