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学びは動機からはじめよう

先日娘が今学校で習っている数学の内容を教えてくれました。その流れで数学の話をしていて「なぜそうなるのかは分からない」とのこと。
そこで僕の答えは「数学はいくつもある公式や計算方法を使って正しい回答に到達するためのゲームみたいなもの。論理的思考を養うものなので極論なぜそうなのかは関係ない。論理的思考を養うことで社会やビジネスの現場で正しい方法を選びながら行動が出来るようになるもの」と答えました。
これに関しては僕個人の意見なので賛否あってもOKです。
数学は「問題を解くゲーム」であってスパッと解ければ楽しい🎵と思ってもらえたら勉学も捗るのかなと思っています。

点数では動機づけできなくなった現在

ひと昔前ではいい点数を取れる事は、いい大学やいい会社いい人生に結びついていたので動機づけとしてはアリだったかもと思います。
しかし今はいい点数は動機としては弱くなったなと思っています。社会の変化が早く会社の寿命もドンドン短くなっているからです。
明日がどうなるか分からない時代は『平均点』はあまり価値がありません。一つの会社でその中のやり方を覚えた人に転職する時に価値が無いのと一緒です。

学ぶ事は楽しい事、そして何のために学ぶか

学ぶ事はそもそも楽しい事です。
学校の勉強以外にも趣味でギターをしたり料理でベーコン作りをしたりはたまた動画を作ったり。
『何かをしたい』に強く結びつけられた学びは真剣度も違うし困った時にもその知識は活かされます。
意識をして授業などでそういう事をお話する先生方もいると思いますが、『なぜそれを学ぶのか』はもっと普及すると良いなと思いますね。
どうせ時間を費やすなら楽しい方が良いですから。

子どもの学びに対しての姿勢は親の影響が大きいと思います。
ビジネスでも良いですし釣りでも音楽でも書道でも。
『何かをしたい!』があってその先に『学ぶのが楽しい』があるのを体現していれば子どもも自ずとそうなると思います。
プラスそこで子どもたちの学んでいる事の意味づけをしていけたらなと思います。
最後の簡単に僕なりの解釈を載せておきます。
(こうだったら良いなも含めて)
参考になれば幸い。

国語
思考のベースになるもの。
読解力がないと課題を正しく認識できず正しい回答も出せない。1番重要なもの。
読書の時間もっと増やしましょう。

古文
テストにして点数を求めるものではない。
あくまで教養くらいで良い。
むしろ昔の物語に触れてその時代背景やその信条を話し合ったり想像力を駆使している方が良いかな。

数学
論理的思考を養うためにするもの。
一方でどの単元がリアルの世界でどう使われているか分かると良いですね。

物理・生物・化学
社会で起こる出来事の見え方が変わるもの。
『なぜそれが起こるのか』
その見え方を変えるメガネのレンズの種類
ちなみに僕は生物は好きだが物理は嫌い。化学の実験は楽しいがテスト嫌い。

歴史
一つの出来事をいろんな視点から見ればどう見えるのか。メタ的な思考を学ぶもの。
立場を決めて主義主張をしあうというのも面白いかも知れませんね。
人の名前は極論どうでもよくて、どんな教訓を得られるかが大事。
それは必ず人生で役にたつ。

社会
自分が住む社会のシステムを学ぶ.....
どんな事したかあんまり記憶にないw
言葉の羅列だから入ってきてないんでしょうね。
ビジネス、法律、行政などオリエンテーションがあると記憶に残りやすいかな。
ビジネス→市場がどう動くか
法律→裁判ごっこ
行政→市長と議会

英語
違う言語を話すことが出来るとコミュニケーション取れる対象が増えることを知る授業。
英語なら何億人、中国語だと何億人みたいな。
あなたの世界を広げたい時にすごく役立つツール。
でも使わないと錆びるw

体育
運動する習慣を身につけるためのもの。
別に全部均等にやる必要ないかな。
好きなもの・出来るものに集中していれば良いと思う。
強制は運動嫌いを生む。

家庭科
社会で生きるための力をつけるもの.....
みんなやっている割には家事をしない男性多いですね。
『家事できるとモテるよ』という強力な動機づけすれば良いのに(他の科目にも有効w)

美術
技法は大事だと思うがつい「上手く描こう」という方向に行きがちだが、アートとはなにか、人生にどんな価値をもたらすのか。そんな考えも必要かと。
社会やビジネスではアート思考やアート経営という言葉もある。社会に出てからも通ずるものを獲得してほしい。
アートは「正解を出す事」ではなくて「答えをつくる事」(とある書籍から引用)
※もちろん教養としてのアートもドンドンやってほしい

抜けがまだあるかも知れませんがとりあえずこんなところですかね。
それじゃまた。

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