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こんな時代こそ国語力=読書習慣

みなさん読書していますか?
先日本屋のない自治体が26%に登るというニュースがありました。僕は一時期山陰でも大きな書店に勤めていた時経営会議なども参加させていただいた事もあり台所事情もなんとなく聞いてました。(僕は飲食部門でしたが)

書店が減る理由は人が減る事はもちろん電子書籍や動画の視聴が始まるなどが考えられますが何よりの理由は「読書の習慣がない事」だと思います。
正確には「読書をする時間がない」かも知れません。
学校の授業はカリキュラムでぎゅーぎゅー(さらにプログラミング追加)放課後は塾や課題でいっぱいいっぱい。それで読書しろと言う方が無理難題です。
(カリキュラムは適切に減らして代替して欲しいものです)
そんな人が大人になった結果大人の勉強時間が1日平均13分になった理由かも知れません。与えられてきた課題ばっかりやってきたせいで自主的に何かをする習慣がないからやらないと言うわけです。
そうなると本は売れなくなって当然ですよね。

また一方で、読解力が落ちてきていると言う話もよく聞きます。多分子どもも大人もです。
テストでも設問の意味を正しく理解できない事で、正解を出せない人が多くいるとか。文章や文脈を読み解く力や国語力は読書によって得られるといわれています。
いくら『解くためのハウツー』を知っていても問題を正しく理解できなければ一緒です。

さらに言えば文脈を理解できないと言う事はコミュニケーションにも影響があって然り。
相手の話の意図を理解できない。理解できないから拒否する。または怒り出す。
これは憶測ですがあり得ない話でも無さそうです。

新しい技術によって学ぶことも大事ですが、人は千年以上文字を読んで学んできました(もちろん識字率もあるので口伝もありますが)
先ほども言ったように国語力は読書によって育まれます。また物語に没頭する集中力も育まれます。
その力は何をするにしてもプラスになるのではないかなと思います。

読書好きになってもらうために

じゃあどうすれば子どもが読書好きになるのか方法を挙げてみようと思います。

①欲しいと言った本は絶対に買う
②買ったら必ず読むと決めておく
③どんな本か後で教えてもらう
④読書に没頭している時はなるべく中断しない

実は①〜③は僕が実際にやっている事。
④は更に竹田恒泰さんが直近の動画で語っていた事です。
本を買うのってそれなりの費用にはなりますがある程度習慣がついてくれば図書館で好きなだけ借りれば良いですし教養もついて集中力もつく、その原資と考えれば安いものかも知れません。
うちの子は小学生ですが毎週10冊程度図書館で借りてきてて、なんだったら学校行ってるくらいだったら読書している方がいいと言うくらいです(それもどうなんだとも思いますがw)
一人一人が少しづつでも本を読むようにすれば、本屋業界も図書館もグッと持ち堪えてくれるんじゃないかな...そんな風に思います。

日本の政治って対処療法ばっかりで根本解決にならない事ばっかりやってる気がしますね、ホントに。

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