タルイユウスケ

鳥取県米子市で研ぎ屋を営む2児の父(現在は独身) 色々と着想的に思考するのが好きなので…

タルイユウスケ

鳥取県米子市で研ぎ屋を営む2児の父(現在は独身) 色々と着想的に思考するのが好きなので発信の場に使っています。 研ぎの時間はマインドフルネス。 思考をre:Designして発信していきます。

最近の記事

根治療法という考え方を取り入れる

根治療法という言葉をご存じでしょうか? 医療の世界での対処療法と対をなす言葉でお薬や手術で直すのが対処療法。 食事や生活習慣で直すのが根治療法と思ってもらえばいいです(諸説あるかと思います) ともすれば対処療法は簡単です。 お薬を飲めば症状は治まるし、手術をすれば不要な部分を除去できる訳ですから一時的に使うのは何も問題ないかと思います。それ自体は悪ではありません。 ですが食べるものを変えず生活を変えなければ体質は変わらないのでまた問題は再発しますし問題はむしろ悪化しやすいで

    • 理解は出来なくても理解する努力は必要

      多様性、ダイバーシティ、LGBTQ。 マジョリティとは違う人は一定数います。 僕の周りにも少ないながらもいてます。 やはり自分と違うわけですからギャップを感じてしまうのは当然です。 ただ、ギャップを感じているのは向こう側も同じですから、数が多いマジョリティだからと単純に排除したりする言動は無いように心がけたいですね。 (そういう社会だと自分がマイノリティになった時排除の対象になるからです) ちなみにギャップを感じること自体はおかしくはないと思います。 『知らない、わからない』

      • モノを売るなら『余白』を作るのが先

        僕は12年前に大阪から日本一人口の少ない鳥取県に移住しました。人が少ないっていうのはメリットもデメリットもありますが、すごく思ったことは「楽しそうな人が多い」でした。 ある時なんでかな〜って考えた時に思いついたのは「田舎には『余白』が多く存在している」というのが結論でした。 田舎には遊ぶ場所はあまりありませんが、何かをしたい人にとっては単純に(タダかごく安く)使える場所が沢山ありますし面白がって協力してくれる人も集まってくる。 都会で何かをしようとするとお金が通行手形ですから

        • 結果を出すなら若いうちに

          アントレプレナーシップの授業や学部が増えてきています(アントレプレナーシップは起業するための学問) 東大では必修なのかみんながその授業を受けるので起業率が非常に高いそうです。 優秀だからではなくて「そういうものだ」っていう空気感と周りのそういう人が多いから自然な事なのだと思います。そういう場所には人もお金も集まります。 何かで結果を出す感覚ってすごく大事ですよね。 なんとなく始めたものでも結果が出るとやっぱり楽しいし次の挑戦への足取りも軽くなります。 一昔前は石の上にも3年

        根治療法という考え方を取り入れる

          やりたいことが学校にないのであれば行かなくていいのでは?

          題材から結論を書いてしまいましたが、ちょっと極論的ですがこういうのも一つの考え方かなと思いましたので散文的に書いてみようと思います。 学校という『環境』が必要であれば行けばいい オンラインの発達が著しい昨今、勉強をするだけであればどこでもできますので学校に行く必要はないよな~って思います。 なんだったら頭のいい子はみんなと同じペースで進む授業時間は全くの無駄だったりします。一方で家庭環境だったり性格や能力だったりで自習が出来ない子にとっては有効な場所であることも否定は全く

          やりたいことが学校にないのであれば行かなくていいのでは?

          学びは動機からはじめよう

          先日娘が今学校で習っている数学の内容を教えてくれました。その流れで数学の話をしていて「なぜそうなるのかは分からない」とのこと。 そこで僕の答えは「数学はいくつもある公式や計算方法を使って正しい回答に到達するためのゲームみたいなもの。論理的思考を養うものなので極論なぜそうなのかは関係ない。論理的思考を養うことで社会やビジネスの現場で正しい方法を選びながら行動が出来るようになるもの」と答えました。 これに関しては僕個人の意見なので賛否あってもOKです。 数学は「問題を解くゲーム」

          学びは動機からはじめよう

          こんな時代こそ国語力=読書習慣

          みなさん読書していますか? 先日本屋のない自治体が26%に登るというニュースがありました。僕は一時期山陰でも大きな書店に勤めていた時経営会議なども参加させていただいた事もあり台所事情もなんとなく聞いてました。(僕は飲食部門でしたが) 書店が減る理由は人が減る事はもちろん電子書籍や動画の視聴が始まるなどが考えられますが何よりの理由は「読書の習慣がない事」だと思います。 正確には「読書をする時間がない」かも知れません。 学校の授業はカリキュラムでぎゅーぎゅー(さらにプログラミン

          こんな時代こそ国語力=読書習慣

          レッドオーシャン化する学歴社会

          中学受験が盛んですね。 学歴は一時期は社会で成功するための“特急券”でしたが、今はそううまくは行かなくなってきていますね。 また『問題を解くハウツー』が一般化する事で問題が難問化していき必要な勉強時間が伸びている模様。 (yahooの記事ですが従来の3倍ともありました) 一方で企業の採用や大学の受験もコンピテンシー面接やAO入試も増え学歴(テストの点数や偏差値)は「採用するための要素の一部」になりつつあります。 もちろん高い学力を持つ人は「情報処理力」は高い傾向にあるので一

          レッドオーシャン化する学歴社会

          機能が高いから“お気に入り”になる訳ではない

          皆さんのお家にはどんな“お気に入り”がありますか? 日常生活の中に”お気に入り“のモノがあるとなんだか日々心が充実する気持ちになります。 ただ便利だから安いからと違う“お気に入り”について書いてみようと思います。 機能ではお気に入りにはならない 例えば日本で人気のiPhone。 あなたはどうしてその機種を選びましたか? どうして使い続けているんでしょうか? スマホが広がる初期はiPhoneが機能的にも優れていましたが、今は他の機種の方が優れていたり使いやすかったりします。

          機能が高いから“お気に入り”になる訳ではない

          行政のヘタクソさの源泉

          今回は一国民としての行政への不満会ですw 大きなことであれ小さな事であれ、まぁ日本の行政のする事は酷いクオリティのモノが多いですよね。 そこでちょっと思う事をツラツラと書いていこうと思います。 行政のヘタクソさの源泉 日本の行政、中央地方含めて行政が主導する事業って大体クソダサいし効果低いモノが多い印象(確かな数値は出ていないので一つの個人的意見ですがまぁそれなりに色々見てきている中でそうなのでそうでしょう) その源泉は何かと考えると..... 『行政にいるオッサン』です

          行政のヘタクソさの源泉

          料理の手の抜き方と見せ方

          僕は元々調理師な訳ですが今は独身で自分のご飯は当然自分で作ります。もちろん面倒な時は惣菜も買います(最近は王将のニンニクマシマシの冷凍餃子にハマってます....日本の冷凍食品レベル高いっすよね〜) 日々の料理を考えるのって大変だしそもそも時間もかかります。毎日ご飯を作ってる家族持ちの皆様はフルリスペクトです・:*+.\(( °ω° ))/.:+ さてそんな調理師の私の手抜き料理とその見せ方をお話したいと思います。 「え〜調理師なのにそんなん食べてるの?」って落胆させるかも

          料理の手の抜き方と見せ方

          余白から『新しい』がはじまる

          今回は着想的&散文的。『余白』って大事だよねって話です。 日々も時代も目まぐるしく動き回りますが、最近新しい挑戦などされているでしょうか? 季節が変わると流行に合わせた服だったり、新しい趣味だったり取り入れたくなりますよね。 そういう時に大事だなぁというのが『余白』だと僕は思っています。思っていますっていっても、当たり前の事でもありますよね。 時間に余白がないと新しい趣味は始められませんし、壁に余白がないと新しい絵は飾れません。 クローゼットも余白を作らないと新しい服は入

          余白から『新しい』がはじまる

          心が強いってどういうこと?

          今回は心の強さについて考察していきたいと思います。 人は顔や身長、体型が違うように性格や感受性も違います。 見た目はわかりやすいですが、心の中身は中々わかりません。 今回のお話が自分や人の心の中身を想像する一助になれば幸いです。 僕自身はHSPという気質があります。 世間的に言えば『繊細さん』とも呼ばれる気質で、周りの情報を受け取るアンテナが過敏ですぐに疲れてしまいます。 このHSPの程度もグラデーションがあって僕の場合は、脳が疲れるとすぐに眠くなる習性がありますが15分

          心が強いってどういうこと?

          『原価主義をやめる』から始める

          今日はちょっと研ぎ屋にも関係する包丁のお値段のお話であり全事業者が悩むプライシングのお話です。 日本の包丁は安過ぎる 僕は日々様々な刃物を扱っていますが、改めて日本の包丁の品質はいいなぁ〜(*´∇`*)と惚れ惚れしています。 一方でお店を回ると「なんでこんな品質でこんな安いの?」と思うことも多いです。 品質も高くちゃんと手入れすれば一生モノでこの値段というのはちょっとよろしくないかと思います。 安くすれば喜ぶ人も居るが....後で困るのは... これはあらゆる業界で今

          『原価主義をやめる』から始める

          お客様の声を聞かないという選択

          どうも思考する研ぎ屋 タルイユウスケです。 なんか題名からみて「ケシカラン!!」とか言われそうですが、簡単に声をあげられる時代(ぶつけられる?)だからこそ大事かなと思い筆をとりました。 いくつかの例を挙げていくので散文的かも知れませんが良ければお付き合いください。 お客様の欲しいものはお客様は知らない、または言わない これはマーケティングでは有名な話ですが、某ハンバーガーチェーンがお客様アンケートで「どんな商品があったら買いたいですが?」というのを取ったら「ヘルシーなバー

          お客様の声を聞かないという選択

          元妻とこどもの教育について話すときの資料つくってみた

          僕は色々あって離婚をしているのですが、子育てや教育に関しては協力しましょうと言う事で一致しております(ありがたい話です) 子どもたちの成長につれ、親の側も理解しておかなければいけない事もあるし一致はしなくてもそれぞれの考え方の理解は必要かなと思い話し合いをすることに…(普段からちょくちょくしてますが今回はがっつりです) 内容をまとめる為に簡単に資料にしました。 折角なので公開して誰かの参考になれば幸いです。 (3枚ありそれぞれ簡単に補足説明します) ゴールから考える 子育

          元妻とこどもの教育について話すときの資料つくってみた