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20200807。

先日のワンマンで
自分的に1番良かった
「丸裸」という曲。

その曲の元になった
雑多なメモを公開してみる。


バンドマンがこぞって27歳で死ぬという曲を作る中、やっぱり恥ずかしながら27歳の僕を歌います

親が自慢できるようなこともできず
電車に乗ったら吐いて
家に帰ったら泣いて
仕事は続かないし働けないし
寝て起きて食べて歌って寝ている僕です

小学生の頃はキラキラした夢を持っていたし
中学生はなんとか生きていれたし
高校生は自分のやるべきことが見えた気がしたし
大学を卒業して就職もした
ちゃんと生きていたはずだったのに
今はどこに行けばいいのかもうわからないんです

大人にならなきゃいけない歳は
もうとうの昔に過ぎていて
それなのに僕はまだ
泣いて求めるばかりの子どものままです

たくさんの人達を裏切って
今日まで生きてきました
優しくしてくれてありがとう
受け入れてくれてありがとう
それなのにうまくできなくてごめんなさい

存在しているだけで迷惑をかけ続けている
そんな僕が懲りずに生きています
何度も消えてしまいたいと泣いている
そんな僕が懲りずに生きています

今は
子どもが見てる時に赤信号は渡らない
人にかからないように水溜りはゆっくり通る
浮気をしない
自分を大切にできる
そんな人間になりたいです

10代の頃には思いもつかなかったそんな夢です

ねえいつか27歳の僕を笑って受け入れてあげられるでしょうか
大丈夫だよと言ってあげられるでしょうか

いつか
そんな人間になりたいです

君も、きっと、大丈夫


このままでいいんだろうか
不意に出てくる得体のしれない不安と
毎日毎日戦ってる

このまま年老いて仕事もできなくなって
お金も若さもなくなって
私には何が残るんだろう
その恐怖と天秤にかけているのが
今ここで歌っている私だ

それでもどうしても手放せないのだ

先のことなんかどうでもいい
今を楽しく精一杯生きれればそれでいい
それだけでは保てないところまできてしまった

音楽で成功しなければ先はない
そうじゃなければ

せめて人並みに働かなくてはなのか
わからない

こういう雑多なメモが大量にあって、そこから曲が形づくられていく。全部がこんな風に文章であるわけではなく、一行とか単語とか、そういうのもある。何も考えずにただただ書きなぐったものだから、ちょっと恥ずかしいね。ちょっとでもこの曲を好きになってもらえたらいいな。

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