見出し画像

圧倒的な何かがないのならやれることは全部やらなくちゃと思った。

最近私は曜日を決めてYouTube動画をアップしたり、TikTokで踊ったりということを始めた。このnoteもそうだ。配信も毎週最低1回はやるようにしている。路上ライブもどんどん増やしたいし、他にも水面下でもろもろ色んなことを進めている。

このように"ライブをする""曲を作る"以外のことをやるのを嫌う人も、たくさん居るのだと思う。私自身もずっとそう思っていた。

だって私はシンガーソングライターで、歌をうたってなんぼやし、いい曲を作っていい歌をうたっていればきっと見付けてくれる人がいるはず。音楽で勝負するんだ。

こんな風に思っていた。だけどそれで見つかることはほんっっっとうに稀なことだと気付いた。いや、気付いていたけれど、やっと受けいれた。世の中には良い音楽がびっくりするほど溢れている。なんでこの人が売れていないんだと思う人がごまんといる。私が「なんでこの人が売れていないんだ」と思う人でさえ売れていないのに、そう思う私が、何もせずに売れると思えるのがおかしかったのである。

(売れるとはなにか、上にいくとはなにか、それはまたの機会にnoteで書きたいと思っている。)

以前、ゴットタンで野呂佳代さんが、「苦労せずに売れた世界線の(調子に乗ってスキャンダルを起こした)自分」に向かって「あなたは努力せずに売れるキャラじゃないの!!」と涙ながらに伝えた言葉が、私にもすごく刺さった。

圧倒的なカリスマ性があるわけでも
圧倒的な演奏力があるわけでも
圧倒的な可愛さがあるわけでも
圧倒的な歌声があるわけでもない
それでも音楽をやりたくて
音楽を聴いてもらいたくて仕方がないのなら、
やれることは全部やらなくちゃ。

(売れている人はたぶんそれを努力とも思わず当たり前のこととしてやっているんだと思う。こうなりたいならこうするのが普通では?みたいな。あと取捨選択もできる。今必要なことだけを選んでできるからスピードも早い。わからんけど。私はこうしてああしてこれをやるぞ!って思って考えてとりあえず全部やらなきゃってしないとできないからまだまだだ。進む速度も遅い。あと、圧倒的な才能がある人は間違いなくいる。そういう人は歌っているだけでも見つかる。それプラス努力もする。追いつくのは至難の技。)

もちろん全部をやれる人ばかりじゃないと思うし、苦手なことやどうしても嫌なことはあるだろう。プライドもあるだろう。

ただ私は思ったよりも、歌うこと以外も好きなのである。配信やライブ会場でみんなと話すことも、TikTokで踊ることも、YouTubeの動画を編集することも、こうして文章を書くことも。それらのアイディアを練ることも。

正解のないこの世界だけれど、やれることをやらなくちゃと思った。やっと思えた。いつまでも音楽をやっていきたいけれど、いつまでできるかは誰にもわからない。だから、今ちゃんと向き合いたい。全部頑張りたい。やれることをしたい。もちろんいい音楽を作って歌うことが第一。それを届けるために、もがいてもがいてもがかなくちゃ。それでも届くかわからないけど、なりたい姿があるから、それに向かってもがかなくちゃ。

だから、私はやれることをやる。
できる限りの、やれることをやってみる。






(やらない人が悪いとか、やってるから正解とかそういうんじゃなくて、私はやるぜっていう決意表明的なやつです。みんなそれぞれの考えや活動方針があっていいと思ってます。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?